GOURMET
2021.12.16
SATORU
阪神国道|お行儀よく整列!?洗練された四角に魅了されて
寒さも深まる2021年12月10日。津門稲荷町にスイーツのお店が仲間入りしました!
その名も”アン・ガトー”。
「あんがとねー」みたいな、カジュアルな挨拶を込めた店名かなと思いきや、フランス語でケーキを意味する「un gâteau(アン ガトー)」が正解だった様子。
お恥ずかしい・・・。
モノトーンの外観に、洗練されたフランス菓子がいっぱいに並んでいました。でもスタッフの皆さんの明るい笑顔が気さくで、とても入りやすいお店です。
アン・ガトーへのアクセス
アンガトーは、今津西線沿いにあります。
最寄駅の阪急今津線の阪神国道駅から国道2号線を西宮方面に進み、今津西線を南に下ったところです。
グレーがかった明るい黒と白のモノトーンのスタイリッシュな外観が、下町の景色に一層映えます。
アン・ガトーのラインナップ
アン・ガトーの魅力は、なんといっても四角形。
四角い容器にプリンやケーキがギュギュッと詰め込まれています。
さらに、フィナンシェやマドレーヌといった焼き菓子も充実のラインナップでした。
定番のバニラやチョコ味のほか、胡麻のマドレーヌなどの珍しいお味もあります。
ちょっとした一捻りで独自の個性を打ち出すアン・ガトーの多彩さが光るラインナップでした。
お客様が絶えずたくさんいらして、ショーケースの画像が撮れなかったのですが、四角いスイーツがお行儀よく並んだショーケースは圧巻です。
アン・ガトーのスイーツ
この日は、各種フレーバーのプリン、ドゥーブルフロマージュ、季節のケーキ、シューグラッセ(キャラメル)が所狭しとショーケースを彩っていました。
プリンだけでもバリエーション豊富で、プレーンやチョコの他、抹茶やきなこといった和と融合したプリンや、季節のフルーツを閉じ込めたストロベリーなどももラインナップされています。
こちらがストロベリーです。
ストロベリーの甘酸っぱく色鮮やかなソースが食欲をそそります。
キューブ型のケースでも食べやすいようにと、一片が真っ直ぐになった特殊な形状のスプーンを添えてくださっているので食べやすいです。
こちらがドゥーブルフロマージュです。
ドゥーブルフロマージュは、フランス語で2層になったチーズケーキを意味します。
下の層が濃厚なベークドチーズで、上の層がふんわりとろりとろけるマスカルポーネのムースになったチーズケーキです。
それぞれの層を別々に楽しんだら、縦にざっくりすくってベイクド&レアチーズのマリアージュを楽しむ。
何度も美味しい豪華なチーズケーキが、四角い容器にギュッと詰め込まれています。
季節のケーキは、旬の栗をふんだんに使ったモンブランでした。
モンブランも、ムースクリームの層とスポンジの2層構造になっています。
頂上にちょこんと乗った栗もかわいいですね。
シューグラッセは、しっとり柔らかなデニッシュ生地で、たっぷりのキャラメルを包み込んでおり、四角いシュークリームのようです。
薄皮で、キャラメルカスタードクリームがたーっぷり。
こぼれ落ちそうなくらいギュッと詰まっています。
ぎっしり詰まったカスタードクリームを頬張ると、ほんのりキャラメルのビターな味わいが後から追いかけてきます。
プリンやケーキを四角い箱庭にギュッと詰め込んだような可愛らしいスイーツの数々に、見ているだけで胸がおどります。
そしてどれもが食感や味わいに工夫が凝らされていました。
食べ進むたびにどんどん新しい表情を見せてくれるので、飽きることがありません。
むしろ夢中で食べているうちに「あ、もう食べ終わっちゃった。」となる、あと引く美味しさです。
おわりに
アン・ガトーのスイーツは、ちょっとしたプレゼントや差し入れにぴったりです。
一般的なケーキは形状がさまざまで、そこが魅力ではあるものの、持ち歩きすると形が崩れがち。
箱を開けた時、ショーケースで見たときめきが幻滅に変わるほど、崩れてしまうことも決して珍しくありません。
でもアン・ガトーのスイーツなら、そんな心配とは無縁です。
四角い形状なので、箱の中でちょこんと整列しながら、ハッピーを運んでくれます。
ちょっと珍しい贈り物として。
特に持ち歩きの時間が長い時などは、ぜひ選びたいスイーツですね。
INFORMATION
アン・ガトー西宮今津店
- 〒663-8247 兵庫県西宮市津門稲荷町6-17
- 0798-61-1755
- 9:00〜21:00
- 不定休(2021年12月現在では未定)
- 阪急今津線阪神国道駅から徒歩7分程度
- https://un-gateau.net/shop/