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甲子園|元ホテルマンのシェフが提供する、スパイシーなホテルカレー

阪神甲子園駅の北を走る、旧国道。

近年は沿道にあるケヤキ並木から「甲子園けやき散歩道」としても、知られるようになりました。

甲子園けやき散歩道

阪神甲子園球場がある駅南側の賑やかな様相とは打って変わって、高級住宅地のような静けさが漂うこの界隈。

甲子園筋とクロスする「甲子園五番町」交差点から、東に徒歩3分程歩いた場所にあるのが「Curry house エール」です。

オーナーシェフは、元ホテルマン

ミントグリーンの明るい扉が目立つ、かわいらしい外観。

扉を開けるとテーブル席が2つと、カウンターが4席の小さなお店です。

本来なら夜9時ラストオーダーと、カレーショップにしては遅くまでやっている印象があります。というのは、ワインやウイスキーなどの洋酒の提供もされているからで、棚にはボトルが並んでいました。

オーナーシェフの松尾秀幸さんがこの店をオープンしたのは、2021年の5月15日(土)。

それまでは大阪府下にあるホテルでお勤めだったのだとか。しかしコロナ禍で閉館となり、他館への転属の声があったものの、一念発起して独立の道を選ばれました。

ホテル時代にはフロントにも立っておられたそうで、柔らかな雰囲気はそこから来ているのだと感じられました。

ホテルのカレーを廉価で提供するのが夢

「ホテルのカレーって、高いイメージがあるでしょ?」と語る松尾さん。「でも廉価で提供するのが、僕の夢だったんです」。

実際にメニューにも「赤字覚悟」の文字が見られます。

そういって出されるこだわりのカレーをいただいてみました。

「楽しむなら、今でしょ」の文句に魅かれ、今回オーダーのしたのはカキフライカレー。

2月末までの期間限定で、岡山県邑久から取り寄せた牡蠣を使用しています。

もちろん注文してからフライヤーで揚げるので、サクサクでジューシーなカキフライをいただきことが出来ますよ。

そして、カレーのルーですが・・・。

口にすると、フルーツのような独特な酸味がします。その正体が気になったので伺ってみると、トマトなのだとか。それにしてはらしくないですね、と聞くと「結構トマトが苦手な方っているじゃないですか。なので、分からなくなる程度まで(酸味を)飛ばしました」と教えてくれました。

酸味の後からはパンチのあるスパイスの辛みがやって来るので、食がどんどん進みます。

他にも、豚の角煮をトッピングしたエールカレーや、有頭エビのフライが2本のったエビフライカレーなど、種類も豊富です。

後で知ったのですが、カキフライとエビフライの組み合わせも可能だそうで、ちょっぴりショックを受けました。

先にも触れたとおり、オープンしてからまだ9カ月程。

とはいえ、近隣の方を中心にリピーターの方も多い様子。自身が食事をしている間にも予約の電話が入り、近所でお店を営んでいるとおぼしき3人連れがやって来て、ランチを楽しんでおられました。

週末にはケーキの提供もされており、こだわりのコーヒーと一緒にいただけるとのことです。

人当たりのいいオーナーとスパイシーなカレーに会いに、また行きたくなりました。

お店に行くには・・・。

最寄りの駅は、阪神甲子園駅。

住宅地の中をショートカットすると歩いても5分あまりと、好立地でもあります。

その道中には早咲きのシナミザクラがある八ツ松公園もあり、これからの季節はテイクアウトしてお花見を楽しみながらカレーをいただくのも良さそうです。

また、駐車場はありません。

近隣のコインパーキングを利用することになるかと思われますが、付近には数か所あるものの、いずれも駐車可能台数は少なめです。

利用の際には、予め確認してから訪れるのが良さそうです。

INFORMATION

Curry house エール

  • 兵庫県西宮市花園町11-27
  • 0798-44-0560
  • 11:30-21:30(L.O.21:00)※まん延防止等重点措置による時間短縮あり
  • 月曜日
  • 阪神甲子園駅から徒歩7分
  • https://www.instagram.com/curry_house_yell/