GOURMET
2022.07.15 2022/07/14
山﨑謙
甲子園口|夏になると食べたくなる老舗菓子店のひんやりスイーツ
国道2号線と甲子園筋が交わる上甲子園の交差点すぐ南にある「桔梗堂」。
創業は1945年。甲子園で和菓子と言えばここ。私も小さい頃からお盆やお正月の祖父母宅への帰省のお土産と言えばここでした。
今でこそ「球宴」などの有名なものもありますが、当時は水ようかんやゼリー、生菓子などを買っていたように記憶しています。
「桔梗堂」の夏のお菓子と言えば「白玉しるこ」
「桔梗堂」で夏のお菓子と言えば、一番人気の「白玉しるこ」。
西宮市のふるさと納税の返礼品にも選ばれており、西宮をも代表する夏のスイーツです。
平日の夕方でも混み合う店内
さっそく買いに平日の16時前にお店に伺いましたが、店内にはすでにお客様が数名…。
少し前には宅急便のドライバーさんが紙袋をいくつも携えてトラックに乗り込んでいきました。
やはり人気ですね。
「白玉しるこ」は他の商品とは別の冷蔵ショーケースに入っており、個数を言うとお店の人が取ってくださいます。
今回は4つ購入。箱に入れていただきました。
目の前のバス停からバスに乗って帰ります。
ひんやりとろける白玉と、からむおしるこがたまらない
家に持ち帰り。すぐ冷蔵庫へ。
ある程度冷えたところでさっそく食べてみます。
今回自宅用に買いましたが、やはり箱だと贈り物感があっていいですね。
日持ちしなさそうな「白玉しるこ」ですが、購入した日から3日が賞味期限です。とは言え早めに食べるのに越したことはありません。
箱を開けるとこんな感じ。
人数分のスプーンと「白玉しるこの栞」が入っています。
このポエムどなたが考えているんでしょう。
実はお店の中にもポエムがいくつか貼られていまして、個人的にめっちゃ刺さるものがありました。が、店内が混雑気味だったので撮影はできず。
ぜひ行って確かめてみてください。
話を「白玉しるこ」に戻して、スプーンと栞を取り出すと「白玉しるこ」が登場。保冷剤はここに入れてくれています。
「白珠知鼓」と書かれた蓋を取るとおしるこにぼんやりと白玉が2つ。
おしるこはさらりとしてるんですが、とろみがあります。
わりと大きいサイズの白玉を2つ食べるとおしるこの残りはわずか。
あっと言う間に食べてしまいました。
実は4月から10月まで販売。地方発送も可能。
夏のイメージがある「白玉しるこ」ですが、実は4月から10月まで販売されています。
再繁忙期の7〜8月は夕方には売り切れてしまうこともあるそうなので、あらかじめ予約をしておいたほうが良さそうです。
また7月、8月以外の木曜日の午後には阪神百貨店梅田本店でも取り扱っていますし、お店では宅急便による地方発送も可能です。
甲子園の夏の風物詩「白玉しるこ」。暑い時期に一瞬の清涼感が味わえますよ。
INFORMATION
「桔梗堂」
- 西宮市甲子園二番町1-16
- 0798-48-1611
- 平日:8:30〜19:00
日曜日:8:30〜17:00 - GW・お盆の後・正月元日と2日・その他都合により休む場合あり
- 電車:JR「甲子園口」駅南口から南へ徒歩10分
バス:JR甲子園口・阪神甲子園・阪神西宮から阪神バス「県道上甲子園」バス停下車すぐ
(「国道上甲子園」「戸崎町」バス停からも徒歩5分前後) - https://kikyoudou-wagashi.amebaownd.com/