GOURMET
2023.07.03
こんまむ
JR西宮|【期間限定】本場台湾パイナップルを使ったアジアスイーツ
西宮市津門稲荷町のあるクロワッサン専門店「KAGALIBI」休業中の間に、期間限定でパイナップルケーキが販売されています。
そのお店とは「パイナップルケーキと台湾茶 鳳梨(フォンリー)」です。
本場台湾産のパイナップルにこだわり作られた甘酸っぱい餡に、周りの皮は店主手作りのサクサクとした食感が特徴です。
通常は本店の大阪昭和町店では週1の営業、現在は主にネット販売しています。
今回の出店期間は未定なので、アジアスイーツが好きな方はぜひお早目に足を延ばしていただきたいお店です。
今回は実食も含めて紹介していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
店内の様子
クロワッサン専門店「KAGALIBI」と同様に、道に面してショーケースと窓口があります。シンプルにパイナップルケーキが並べられているのみ。
店員さんが見かけられない場合は、カウンターにあるベルを鳴らすと対応していただけます。
テイクアウトのみかと思いきや、店内で飲食も可能。建物の2階では、女性専用サロン、ネイルや鍼灸など行っています。
今回期間限定でパイナップルケーキを出店することになったきっかけは、2階で営業しているさくらんぼ鍼灸院の店主と鳳梨の店主がお知り合いだったからのようです。
サクサクの皮に果実感のあるパイナップル餡
台湾でのパイナップル栽培は17世紀に中国南部から伝わり、台湾南部で加工用のパイナップル栽培が始まったようです。しかし、この加工用パイナップルは酸味が強く、パイナップルを食べられるように冬瓜や砂糖など加え食べやすくしたのが「パイナップルケーキ」の始まり。
鳳梨のパイナップルケーキは王道の正方形で、手のひらにピッタリ乗るぐらいの大きさです。
中のパイナップル餡は、鳳梨の店主が本場台湾まで足を運び厳選して作られています。本来なら日本で製造したかったようですが、生フルーツの輸入が困難のため餡のみ台湾で製造。
そのパイナップル餡を包む生地は、日本で鳳梨の店主がひとつひとつ手作りしています。大量には作られないので、販売数も限られているようです。
気になるのはパイナップル餡。アジアスイーツ好きで何度か頂いたことがありますが、ジャムのようなタイプと果肉が入っているタイプどちらでしょうか?
周りはサクサクとした食感で、クッキーやタルト生地のような感じです。発酵バターを使用して作られていて、生地だけでもおいしい。
パイナップル餡は見た目にも果肉感があり、繊維質を感じます。ほんのり酸味と程よい甘さが良いですね。
そして、一緒にいただきたいのが「台湾茶」
今回の台湾茶は「観音茶」でした。
台湾のお茶と言えば茶葉が粉砕されたものより、葉がクルっと縮まった感じでお湯を入れると徐々にうまみが広がります。
台湾の方はお茶が好きなので、一度飲んだお茶も自宅でさらにいただくそうですよ。実際に私も持ち帰り、自宅でも楽しませていただきました。
パイナップルは縁起物
台湾フルーツの中でもパイナップルは、マンゴーやライチに次ぐ代表三大フルーツです。
パイナップルは台湾語で「王梨」(オンライ)と読みます。この読み方が台湾語の繁盛することを表す「旺らい」(オンライ)と似ているため、台湾の飲食店ではモチーフとして飾られています。
試したい方はお早めに
日本ではタピオカを先頭に、アジアスイーツがまだまだ人気を誇っています。
今回販売されている鳳梨のパイナップルケーキは、クロワッサン専門店「KAGALIBI」休業中の間のみ。普段はネット販売が中心なので、まずは味を確かめたい方におすすめです。
他にも台湾イベントでも出店しています。ぜひ公式インスタグラムをチェックしてみてくださいね。
INFORMATION
パイナップルケーキと台湾茶 鳳梨
- 兵庫県西宮市津門稲荷町5-3 Nishinomiya Base 1F
- 土・日のみ(無くなり次第終了)
- 阪神西宮駅から徒歩4分、JRさくら夙川駅から徒歩15分
- https://www.instagram.com/feng.li1026/?igshid=MzRlODBiNWFlZA%3D%3D