GOURMET
2023.09.29
奥 大輔
今津|スパイスカレー専門店の夜の顔!こだわりが詰まった鮮魚と鶏料理!
以前ニシマグでご紹介している今津駅前のスパイスカレーボマイェですが、夜は居酒屋さんに姿を変えます。
以前の記事はこちら↓
昼は「スパイスカレーボマイェ・ホンテン」、夜は「とりごや 今津駅前店」という名前で営業していましたが、最近名前が変わり、夜は「鮮魚と焼き鳥 ウチヤマ」という名前になっています。
同じお店なのに昼と夜で店名が変わるというのも珍しいですが、今回は夜の顔である「鮮魚と焼き鳥 ウチヤマ」に伺ってきました。
今津駅前すぐ「スパイスカレーボマイェ」と同じ場所
ご説明した通り、「スパイスカレーボマイェ」と同じ場所がお店です。
阪急、阪神の今津駅を降りてすぐの所にあります。
こちらがお店の外観。
昼と夜とで暖簾や看板が違いますが、暖簾に大きく「ウチヤマ」と書かれているので分かりやすいと思います。
階段を上がった2階にお店があります。
テーブル席4つの小さな酒場
お店に入ると「居酒屋のご利用ですか?」と訊かれました。
何でそんな事訊くんだろう、と思ってホームページを見てみたところ、火曜日から木曜日は夜の時間帯でもカウンター席限定でスパイスカレーの営業をやっているみたいです。
変更などがあるかもしれませんので、詳しい事はお店に確認してみて下さい。
お店にはテーブル席とカウンター席があります。
こちらが店内の様子。
テーブル席が4つとカウンター席という小さな酒場です。
昼と夜で内装はもちろん同じなのですが、店内の雰囲気が全然違うのが不思議ですね。
ちなみに貸切も出来るそうで、貸切の場合は30名入れるそうです。
鮮魚と焼き鳥 ウチヤマのメニュー
こちらがメニュー表です。
スパイスカレー三種あいがけというのがメニューにありますが、それ以外は料理もドリンクも完全に居酒屋メニューですね。
お店の名前が「鮮魚と焼き鳥」と言うだけあって、お造りや鶏料理が充実しています。
土佐の銀シャリという土鍋で時間をかけて炊くご飯も美味しそうで気になるところ。
お造り盛り合わせと名物さつま知覧鶏の黒焼き
「鮮魚と焼き鳥」のお店ですのでお造りと鶏料理を食べてみる事にしました。
料理の前に、居酒屋さんですからやはりお酒を飲む事に。
日本酒や焼酎も捨て難かったのですが、今回はどんな料理にもあうビールにしました。
こちらがお造り盛り合わせ、左から剣先イカ、カンパチ、鯛、炙りサーモン、まぐろ、ふぐと並んでいます。
見て頂いて分かるように、お造りによってそれぞれ味付けや薬味が違っていて、この辺りにご主人の魚に対するこだわりが感じられます。
剣先イカはイカの甘味が強く、醤油で頂くと甘味がいっそう際立ちます。
カンパチと鯛は添えられているすだちと塩で頂きますが、淡白な白身魚の美味しさがより引き立ちますね。
脂の乗っているサーモンは皮が炙られている事でより香ばしく仕上がっていますし、まぐろは安定の美味しさ。
盛り合わせにふぐのお造りが入っている事には少々驚きましたが、ポン酢ともみじおろしが淡白なふぐの美味しさにマッチしていて絶品でした。
次に注文したのはこちらの「黒焼き」です。
メニュー表には「黒焼き」としか書かれていませんが、公式サイトによるとさつま知覧鶏を使ったお店の名物だそうです。
黒焼きというのは鶏を強火力の炭火で炎を上げながら真っ黒に焼いた料理で、元々は宮崎の郷土料理ですが最近は全国に広まっています。
今回も注文したら厨房からすごい炎が立ち上っていました。
炭火で焼く事で鶏の脂が落ち、その落ちた脂が炭火の煙と共に鶏を再び包み込みます。
鶏の脂と炭火の煙で燻される事でシンプルながら味わい深い黒焼きが出来ますので、この黒さは美味しさの証という訳ですね。
地鶏の親鳥を使用している事もあってか肉質は硬めですが、そのぶん鶏の旨味がより味わえて絶品でした!
カレーだけでなく魚にも鶏にもご主人のこだわりが
ボマイェのスパイスカレーにはご主人のこだわりがたっぷり詰まっていて大人気ですが、魚料理にも鶏料理にも同じくらいの想いやこだわりが詰まっている事を感じました。
一人で飲みに行くのにもちょうど良いお店ですので、スパイスカレーを食べた事がある人もない人もぜひ一度、夜に立ち寄ってみて欲しいと思います。
INFORMATION
鮮魚と焼き鳥 ウチヤマ
- 西宮市今津水波町2-1 2F
- 0798-42-8403
- 【日・月・火・水・木】 17:30〜23:00(22:30 L.O.)【金・土】 17:30〜24:30(24:00 L.O.)
- 不定休
- 阪急、阪神今津駅すぐ
- https://www.instagram.com/sakaba_uchiyama/?hl=ja