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西宮ウォーキングガイド|六湛寺川をのぞき込みながら編

六湛寺(ろくたんじ)はかつて西宮市にあったお寺で、現在では地名や川の名前に足跡を残しています。

さて、西宮市街を南北に流れる六湛寺川ですが、並行するように東川、津門川が流れており、「今目に流れているのは何川なんだろう」と判然としないことも度々です。

特に困ることはないのですが、「一度ゆっくり歩いて確かめてみよう」と思い立ち、今回のウォーキングに出かけました。

また、以前に阪神西宮駅近くの六湛寺川でチヌ(クロダイ)を見かけたような気がします。クロダイは汽水域に主に暮らす魚のため、どのあたりまでいるのかも気にして歩きました。

津門中央公園南端から六湛寺川最下流に下り、その後は川沿いに阪神西宮駅あたりまで遡上するコース

今回のコースは、①津門中央公園の南端(三角形の頂点)あたりをスタートし、東川と合流するポイント②まで下り、その後は六湛寺川沿いを川の流れとは反対に遡上。③43号線(阪神高速)をまたいで、④阪神西宮駅付近までひたすら川のそばを歩き続けました。

河川の名称については西宮市のサイトを参考にしています。

全体的に川沿いのため日陰はないものの、風通しはよいです。可能な限り川のすぐそばを選んで歩いています。舗装された道路と護岸された川の土手なので歩きやすいです。

所要時間の目安は、①~②が約15分、②~①~③が約40分、③~④が約15分で、全体で1時間強のコースです。平坦ですがムラのある歩き方をしたため、スムーズに歩けば40分ぐらいでも行けそうです。

ちなみに筆者は大柄な40代男性です。写真を撮ったりメモを取ったりしながら歩くので、のんびりかつ安定しない速度で、行きつ戻りつしながら適宜休憩もしています。移動時間は大体の目安にしてください。

今回は万歩計を忘れたため、歩数は不明です。

①~②津門中央公園(三角公園)の頂点から最下流まで下る

9月某日。気温30℃。
14:15

出発時点で小雨が降っていました。川は緑に濁っており、キレイとはいいがたいかもしれませんが、栄養のある状態ではあると自分にいい聞かせておきます。普段はもっと澄んでいる気もするのですが。

津門中央公園、通称三角公園南端あたりは周囲を川に囲まれた面白い風景です。

ここは東川(ひがしがわ、別名は御手洗川)と津門川の合流地点で、六湛寺川はもっと南側で合流しているようです。なお、六湛寺川は南北に流れる3本の川の西の端です。なぜかここで六湛寺川と合流していると思い、間違えてスタート地点に選んでしまいました。

六湛寺川を渡る幸せ橋。いい名前ですね。

長五郎橋を渡り、新しくできた商業施設そよら西宮今津の横を南に下っていきます。普段車で通ると全然気が付きませんが、西長五郎橋と東長五郎橋の2本が繋がっているようです。

六湛寺川と東川の間には何も建っていないアスファルトの地面が広がっています。旧塵芥処分場の立っていたところで、少し不思議な雰囲気です。

また、長五郎橋の東側にはツタの絡まる不思議なコンクリート造の建物があります。これは、西宮市の倉庫らしいです。

このあたりの水深は1メートルくらいでしょうか。

濁ってはいますが、一応川底までは見えます。魚影が黒く浮かび上がっており、太い影は鯉。全長は三十cmくらいで体高が高いのはチヌ(クロダイ)でした。チヌだらけでした。海から近く汽水域の中でも塩分濃度が濃いのかもしれません。あとで画像を見ても反射でなにもみえませんが…。

②~①~③南端(東側との合流地点)から川沿いに国道43号線と交差するポイントまで遡上

14:30

本当の六湛寺川の南端までたどり着きました。ここで東川と合流しています。流れが複雑なのか、少し淀んでいますね。振り返れば旧塵芥処分場の南端もこのあたりです。

このあたりは50センチオーバーのボラの背中も見えます。鯔背(いなせ)というやつですね。写真の魚影はチヌです。

ときどき、のんびり水に浮かんで呼吸する亀もいました。亀も汽水域大丈夫なんですかね。

水深は深くなったり、浅くなったり急激に変化しており、南端のあたりは1~1.5メートルで三角公園では50センチ弱くらいに見えます。

さあ、六湛寺川の南端まで来てしまったので折り返します。ここからは川に沿って遡上していくばかりです。

幸せ橋にもどってきました。

六湛寺川と東川の間の桜並木の中州の土手を歩きます。


なんか生ってました。なんの実なんでしょうか。

やっぱりチヌと亀が目立ちます。

東川にはボラが登ってきており、50センチオーバーの大きさなので結構な迫力です。東川は水の濁りが強く、底がみえません。結構深そうです。


それに比べると六湛寺川は水は比較的澄んでおり、このあたりの水深は1メートル弱と思われます。

雨があがりました。9月の雨上がりは非常に蒸し暑かったです。

周囲を見渡すと結構な街中に見えます。街中で見られる鯛(クロダイ)に結構な違和感を覚えます。

14:50

酒蔵通りと交差しました。

東川に70センチオーバーの太すぎる鯉がのったり泳いでいます。結構水深はありそうです。

酒蔵通りと六湛寺川の交差点は、西宮郷と今津郷の境にあたるそうです。不思議な三角のエリアが残っています。

大きな魚だけでなく、小魚の腹がキラキラと光っているのもみえます。

名称不明の徒歩および自転車用の小さな橋から中州に渡れます。この中州は整地されており、散歩コースにいい感じです。

このあたりは大分水の流れが遅く、結構深いです。1.5メートルくらいはありそうですね。

酒蔵の方面からつながる用水路(排水路?)のレンガ組みに歴史を感じました。

③~④国道43号線との交差ポイントから阪神西宮駅付近まで

15:10
北上を続けると、六湛寺川は国道43号線(阪神高速)と交差します。この付近の川を覗き込むと、底に砂が堆積しており、水深は浅めです。

味のあるデザインの橋。名前の部分が取れていたため、名称不明です。

今回のウォーキングのコースではほとんどが川沿いを歩くことができるのですが、この辺りは川が地下に入っており、そのまま横断もできないため一度迂回して戻ってくる必要があります。

国道43号線より北にくると、川幅はせまくなり、護岸工事も古めの感じです。周囲の風景も都市部のイメージが強くなってきました。

この辺りの橋はなんだか味わい深い命名ですね。

水深は30センチくらいでしょうか。鯉、チヌ、ボラなどの大きな魚の姿は見られなくなりましたが、小魚の群れが泳ぎまわっていました。

新橋という新しくなさそうな橋のあたりに至ると、水底がグレー色に。

このまま進むと、六湛寺川上に大きな建物が建っています。あれは・・・ご存知、阪神西宮駅です。

15:25
ついに阪神西宮駅の高架の下、六湛寺橋まで到着しました。

余談ですが、以前(数年前?)このあたりでもチヌをみました。水深が記憶と違うため、このあたりまで潮の満ち引きの影響を受けているのかも?と思うと感慨深いです。

街中でも意外と魚の姿は見えるんだなと確認できるコース

残念ながら川面の反射で写真にはうまく写らないのですが、六湛寺川および東川は思ったより多くの生き物の姿が見られました。まあまあの街中なのにも関わらず、チヌ、鯉、ボラ、亀が目視で確認でき、なんだか思っていたよりパワフルでした。

しいて言えば、好天が続き水の澄んでいる日の方が観察はしやすいのかもしれません。

川沿いの土手には桜の木もたくさん植えられており、春先なんかもいいウォーキングができそうです。

INFORMATION

津門中央公園

  • 〒663-8234 兵庫県西宮市津門住江町3
  • 阪神神戸線、阪急今津線「今津駅」より徒歩10分