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神呪寺

六甲山脈から丸く突き出たような甲山は、西宮市のほぼ真ん中にあって「西宮のシンボル」とも呼ばれています。その中腹にある神呪寺は、天長八年(831年)に弘法大師を導師に迎えて創建されました。

甲山大師のバス停前から少し急な階段を上ると、すぐに甲山をバックに美しい本堂が見えます。

海抜約200メートルの境内の休憩所からは、阪神間が一望できます。また、非常に立派な梵鐘は、冥加料一衝き20円で衝くことができます。非常に力強く美しい音色で、深い余韻が心を穏やかにしてくれます。

なお、お寺の名前「神呪寺」はちょっとこわいような印象があるかもしれませんが、これは般若心経にある神呪(じんしゅ)、つまり真言のことです。

弘法大師が伝えた真言宗のお寺なので、こういう有り難い名前がつけられたのですね。

INFORMATION

神呪寺

  • 西宮市甲山町25-1
  • 0798-72-1172
  • 阪神バス 甲山大師下車すぐ