TRIP CULTURE
2022.01.19 2022/01/17
西宮のスポット
西宮で初詣|福應神社
西宮には「三福神」と呼ばれる神社が存在します。
そもそも「三福神」とは、西宮市に鎮座する、福の神、幸運・開運・招福などの御神徳のある三つの神社の総称である。
いずれも極めて古い由緒のある、西宮ならず、兵庫県や関西地方、あるいは全国的にも有名な神社が含まれる。
引用元:神社と古事記-西宮の三福神とは?–
この一角を担うのが、今回ご紹介する「福應神社」です。
三福神の残りは最も有名な「西宮神社」に加えて、「越木岩神社」が該当します。
地域に根強く関係している福應神社ですが、その歴史や得られるご利益などはご存じでしょうか?
実際に筆者が撮影した写真とともに確認していきます。
福應神社へのアクセス
福應神社は、兵庫県西宮市の今津大東町に位置します。
立地的にも交通のアクセスが良く、行きやすい場所です。
【電車で行く場合】
- 久寿川駅(阪神本線):徒歩3分
- 今津駅(阪急今津線・阪神本線):徒歩9分
- 甲子園駅(阪神本線):徒歩10分
【バスで行く場合】
- 巽町バス停(西宮尼崎線):徒歩5分
- 西谷町バス停(西宮尼崎線):徒歩6分
- 南甲子園二丁目バス停(浜甲子園線・西宮尼崎線):徒歩7分
福應神社の歴史
創建年代は不詳ですが、1つの神託がありました。
その内容は次のとおりです。
「この浦のすがすがしき地に吾を斎き祀れ。されば万人守護し諸願成就を得さしむ」
これにより、浦人たちが浄地を勧請して奉斎したのが始まりだとされています。
「福應神社」と名付けられた背景には、文禄年間(1592~1596年)、後陽成天皇の名代参拝が関係しています。
この参拝の中で「福に應ずる宮」、つまり「福應神社」の社号を賜ったのです。
近年では、1995年1月17日に起きた災害である「阪神・淡路大震災」により、本殿・拝殿・末社が損傷され、儀式殿や社務所は全壊するなどの大被害を被りました。
参考:神戸新聞NEXT-【特集】阪神・淡路大震災–
しかし、各位の驚き奉賛により1997年に復興を遂げました。
福應神社で得られるご利益
福應神社で得られるご利益には、以下のものが挙げられます。
- 諸願成就
- 開運招福
- 商売繁盛
諸願成就とは、さまざまな願いが叶うことです。
開運招福とは、運が開け幸せを招くことを指します。
商売繁盛は、商いから大きな利益を得られることです。
新年特別祈祷(有料)では、以下のものがあります。
- 家内安全
- 初宮詣り
- 交通安全
- 厄除け
- 心願成就 etc
電子版でも得られる御朱印
福應神社では上記の画像のように、GPSの位置情報に基づいて電子版の御朱印を得られます。
※公式のものではなく、「八百万の神」専用のもの。
参考:八百万の神-福應神社–
公式のものについては、神社で実際に参拝することで頂くことができます
初詣情報(2022年1月時点)
初詣として新年には、迎春福引(元日午前9時)、新年祭(同日午前10時)が開催されます。
また、1月16日には「とんど焼」(迎春お飾り等のお焚き上げ)が催される予定です。
時間は午前9時~午後5時となっています。
周辺情報
福應神社の周辺には、住宅街や西宮ICがあります。
甲子園球場も、隣駅であることから近いですね。
近所には今津温泉がありました。
初詣ついでに心身ともに洗い流し、サッパリしてもいいでしょう。
三福神の一角を担う「福應神社」まとめ
福應神社については、以下のような特徴があります。
- 交通機関でのアクセスが容易
- 西宮の三福神の一角を担う由緒正しい神社
- 歴史は今津に伝わる神託から始まる
- 阪神・淡路大震災により大きな被害を被るが、1997年に復興
- 諸願成就や開運招福など、さまざまなご利益がある
規模的にはこじんまりとした神社ですが、その雰囲気や地元密着の観点からファンも少なくありません。
特に西宮に住われてる方は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね!
INFORMATION
福應神社(福應えびす)
- 西宮市今津大東町1-28
- 0798-26-0769
- 阪神本線「久寿川駅」より徒歩3分