CULTURE
2022.12.07 2023/01/25
コウヤマヒロシ
西宮自由研究会|海の中をのぞいてみた presented by レックス
CONTENTS.
西宮で計測機器をレンタルする企業「株式会社レックス」による、西宮をもっと知るための自由研究企画がスタート!
「測る・計る・量る」をコンセプトに計測器であんなところや、こんなところ…
普段では目にすることのない西宮の秘密を覗き見していきます。
今回のテーマ「西宮の海の中をはかってみよう」
実は広くて様々なロケーションが揃う西宮。山がありゃ、海もあります。でも、海水浴場はなく、水の中に入れるところはあまりないですね。
「西宮の海の中が見てみたい、できれば魚の顔も」なんて考えていたのですが、「海の中を覗きにいきませんか?」という声がかかる機会があろうとは思っていませんでした。
そんな(どんな)わけで、鳴尾浜臨海公園の海づり公園に行ってきました。いつも一人なのですが、たまには子どももつれて一緒に海の中を覗いてみよう、ある意味社会見学と出かけたのです。
今回、自由研究に出かけたのは私たち家族とレックス社員の前田さん。
計測器の道10年の心強い助っ人です。
誰でも海に親しめる海づり公園にて
海づり広場は鳴尾浜臨海公園の海沿いの一部エリアです。入場料を払って入る釣りの専用に管理されたエリアとなっています。くわしくは鳴尾浜臨海公園のサイトよりご覧ください。
近隣には芝生のエリアもあり、こちらは無料で入れます。海風を浴びに来たり、レジャーシートを広げて家族時間にもいい感じです。
海釣り公園の管理棟では飲み物や簡単な食べ物、釣り餌が販売されています。 釣り道具のレンタルやトイレまで揃っており、手ぶらできても釣りができちゃいますよ。
なお、今回は公園に連絡し、撮影許可をいただいております。
子どもにはライフジャケットが無料で貸し出されています。安全面の確保もばっちりですね。
海づり公園にはこの時期、全長20cmほどのサバが回ってきているようです。また、サヨリ狙いのイベントも開催予定となっていました。写真は釣りをされている方に見せていただいたサバです。
さて海づり公園まで来たものの、当然ながら遊泳可能区域はなく、ましてやシーズンでもありません。こんな場合に水中を覗く方法、学校では習いませんでしたね。
現代的デバイスで解決!
そこで、今回は「水中カメラ」を利用することに。
レックスの保有する水中カメラの中でも、小型で一番人気の 「 LED-MARINE EYE 」 の登場!
施設の方も見たことがないという海釣り公園の海の中にどんな魚がいるのかをウォッチングしましょう。
夏のような気温も過ぎ去り、涼しい・・・んですが、当日の空はあいにくの曇り。前日夜に雨が降ったこともあり、水は濁り気味でした。
さあ、お待ちかねの水中カメラはこちら。ボール型のLED照明付きカメラをケーブルでつなぎ、ディスプレイのついた黄色のケースに繋いで利用します。
ガジェット好きにはたまらない形状でカッコいいんです。ハードケースの外見の時点ですでにロマンの塊(007っぽい)。2つのケースはディスプレイ部分とカメラ+ケーブル部分です。
ディスプレイ部分ではカメラ画像をリアルタイムで表示可能です。静止画および動画が撮影できます。
カメラは直径6cmのボール状でLEDライト付きです。これをケーブルで接続しており、水中にカメラを投入することができます。形状的には巨大な胃カメラっぽくもあります。
岸壁沿いにオシャレ軍団発見【動画有り】
まずは足元から探っていきましょう。海釣り公園の岸壁沿いです。餌もあり、魚が寄りやすいポイントとなっています。
するするとケーブルを下ろして、水中にカメラが入っていきます。待ち受けていたのは?
↓動画
底につく前にひらめく魚影が見えました。動画に写るゴツゴツの表面は、底ではなく岸壁です。
オシャレな白黒の縞模様はイシダイの幼魚でしょう。縞のない鯛の形をした魚はクロダイ?別の魚かな?
餌におびき寄せられて・・・「水族館みたい」と歓声があがったのは【動画有り】
一度は魚が顔を見せてくれたものの、やがていなくなってしまいました。底までカメラを下ろしてみたりするものの、魚影は見当たりません。
そこでポイント移動。魚が釣れている人の隣のエリアに移動しました。(お隣さんにはひと声かけて、了解は得ています)
そして、さらに餌を投入します。管理棟でチューブ入りオキアミを買ったのですが、驚きのフルーティーな香り。アミ姫という商品なんだそうですが、釣りえさのにおいが苦手という方でも利用しやすそうです。
バケツとスコップも借り、餌を水で溶かしてばら撒くと、集まってきたのは・・・。
↓動画
水面から1m程度の浅いところに、魚影がキラキラと見えてきました。最初に集まってきたのはサバでしょうか。キラキラと体を輝かしながら、餌をとっては逃げていきます。
さらにその後、魚の大群が周遊してきました。イワシでしょうか?よく見ると口を開けて捕食しながら泳いでいるようです。
子どもから「水族館みたい」の今日一の歓声があがりました。大人たちもほっと胸をなでおろします。
西宮の海中は実は水族園だった。秋のお出かけイベントに最適!
本当に魚はいるのか?めちゃくちゃゴミだらけだったらどうしよう…など、スタート前は不安もありましたが、実際に覗いてみると西宮の海中は自然豊かで子供たちに是非見てほしい生きた教材がたくさんいる素敵な場所でした!
よし、水中カメラを持っておでかけ・・・というのはなかなか難しいと思うのですが、釣りならば誰でもチャレンジしやすいですね。風も気持ちが良く、秋は釣り公園デビューに最適なようで、お勧めのお出かけスポットです。
風も気持ちよく、「こんな西宮の風景は初めてだね」と前田さんと子供たちが話していたのが印象的でした。
西宮自由研究会はまだまだ続く・・・
さて、今回はここまで!
引き続き計測器を使い西宮のあらゆる場所を探っていきますよ。
是非こんな事してほしい~、気になっていたアレを調査してほしいなどご要望ありましたらお気軽にご連絡ください。
幅広いラインナップの計測器を駆使し、西宮を楽しく自由に研究していきます。ご期待ください!
INFORMATION
鳴尾浜臨海公園 海づり広場
- 〒663-8142 兵庫県西宮市鳴尾浜3丁目13−13
- 公園管理事務所 TEL:0798-48-9386 海づり広場管理事務所 TEL:0798-40-7650
- 4月〜7月 6:00〜22:00 8月〜11月 5:00〜23:00 12月〜3月 7:00〜22:00 清掃による開始遅延日あり
- 不定 Webサイトか電話から確認
- 阪神甲子園駅より阪神バス7番線鳴尾浜行き「リゾ鳴尾浜」バス停すぐ 有料駐車場有
- http://www.naruohama-park.com/umizuri/