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夙川|手土産に大人気の笹外郎と人気甘味をレポ!

西宮・夙川エリアに、ふと足を止めたくなる温かな雰囲気の商店街があります。
その一角にある『笹外郎屋(ささういろうや)』さんは、7席だけの、知る人ぞ知る小さなお店です。

こちらの看板メニューである「笹外郎」には、素敵な誕生のストーリーがあります。
店主さんが感銘を受けたとある職人さんの技と、ご自身のルーツを掛け合わせて生まれた、ここでしか味わえない特別な一品です。

今回は、そんな店主さんの想いが詰まった笹外郎や、心まで温まる冬の甘味をレポートします。

 

職人の手仕事に触れる、あたたかく贅沢な空間

お店の場所は、西宮市西田町にある「阪急夙川サンらいふ」内。
他のお店を覗きながら歩くのも楽しい、地域に愛される場所にあります。


以前ご紹介した「Qwan Qwan」さんがある商店街の南側です。数件隣には「senの台所」さんもあります。
席数は7席のみで、落ち着いた雰囲気が漂っています。

また、店内には喫茶で使用されているマグカップやお箸などの工芸品も販売されています。
美しい道具を眺めながら、お菓子が運ばれてくるのを待つ時間は、日常を忘れさせてくれる豊かなひとときです。

 

青森の伝統と山口の技。2つの故郷が交差する「笹外郎」

看板商品の「笹外郎」には、心に響く誕生秘話があります。

店主さんは、津軽で長年笹餅を作り続け、多くの人に愛されている和菓子職人・桑田ミサオさんの姿に深い感銘を受けたのだそう。ミサオさんは現在は引退されていますが、年間5万個の笹餅を一人で作られていたそうです。



その青森の郷土料理である「笹餅」の文化と、店主さんのお母さまの故郷である山口県特産の「わらび粉」を使った「外郎」が融合し、この笹外郎が誕生しました。

笹の葉を解くと、爽やかな香りがふわりと広がります。
わらび粉特有のもっちりなめらかな食感で、のど越しもとても良いです。

 

今回は、期間限定商品を含む3種をテイクアウトしていただきました。

  • 小豆(こし餡)

こし餡ならではの優しい口当たり。子どもも大好きで何度もリピートしています。

  • きなこ(期間限定)

香ばしさが外郎の甘みを引き立てる絶妙なバランスです。

  • ゆず(期間限定)

ゆずの皮が練り込まれており、口いっぱいに広がるゆずの香りが冬を感じさせてくれます。

どれも甘さは控えめで、素材の良さが丁寧に引き出されています。
春には桜やいちご、夏には甘夏など、季節ごとの限定メニューも楽しみの1つです。

※訪問時の笹外郎のラインナップです。

 

焼き立ての香りに癒される「お善哉とほうじ茶のセット」

「笹外郎屋」さんでは、イートインでも甘味を楽しむことができます。名物笹外郎のほかに、たいやきや季節限定の甘味も登場します。


今回いただいたのは、お善哉とほうじ茶のセット(税込1,200円)です。

注文が入ってから焼き上げられるお餅は、運ばれてきた瞬間に漂う香ばしさが格別です。
優しい甘さのあんこは、小豆本来の風味をしっかりと感じられます。

添えられた塩昆布を合間にいただくことで、甘みがより引き立ち、最後の一口まで幸せが続きます。
セットのほうじ茶も香りが高く、冷えた体を芯から温めてくれます。

 

手土産にも、自分へのご褒美にも

「笹外郎屋」さんの和菓子は、ただ美味しいだけでなく、店主さんの想いや日本の各地に伝わる知恵が詰め込まれています。

笹外郎は持ち帰りも可能なので、その背景にあるストーリーと共に大切な方へお渡しすれば、きっと喜ばれるはず。

心もお腹も満たされる、西宮の隠れた名店。ぜひ立ち寄ってみてください。

丁寧な手仕事に囲まれて、至福のひとときを過ごすことができますよ。

 

※営業時間・商品・価格などは訪問時のものです。詳しくは公式HPやInstagramでご確認ください。

 

INFORMATION

笹外郎屋(ささういろうや)

  • 〒662-0034 兵庫県西宮市西田町1-3 阪急夙川サンらいふ商店街 南側
  • 0798-24-1651
  • 10:00〜16:00
  • 日月火 ※金は喫茶はお休み
  • 阪急「夙川駅」から徒歩14分/阪神「西宮駅」から徒歩14分
  • https://sasauirou-ya.com/