甲子園口｜炭火焼きの美味しい焼き鳥が食べられる店

JR甲子園口駅の南口を出て、ほんわか商店街を南へどんどん歩くと、やがて右手にお稲荷さんの祠が現れます。そのすぐ後ろにあるのが、チキチキボンバー源店。美味しい炭火焼きの焼き鳥が人気のお店です。夕方六時、のれんが掛かると同時にお邪魔しました。

電球色の優しい照明の店内は落ち着いた雰囲気。カウンターの奥に炭火焼きの焼き台、その向こうににこやかなマスターが居ます。とりあえず飲み物を頼んで、続いてどんどん、欲望の赴くままに食べ物を注文します。

まず最初に出てきたのが豆腐サラダ。しゃきしゃきしたレタスに豆腐、ごまドレ、海苔、そしてたっぷりの鰹節。アクセントのプチトマト。量もたっぷりです。

続いて焼き鳥の定番、ねぎまとつくねが出てきました。ねぎまは普通もも肉ですが、このお店はせせり肉を使っているのだそうです。白ネギとの相性もとてもいいです。優しい味のつくねもお薦めです。

お店オリジナルのマヨタレチキンともも。ネギとマヨネーズという美味しくないわけがない黄金の組み合わせ、当然美味しいです。そして、しっかりとした味のもも肉も当たり前に美味しいです。これはどちらも生まれながらにして美味しさを約束されたようなメニューですね。

臭みとかクセが一切無いレバー。炭火焼きならではの絶妙の焼き加減です。

お店の名物、チキンカツボンバー。サクッと揚がったチキンカツに、特製のタルタルソースがたっぷり、チキン南蛮風のチキンカツです。見た目の通り、ものすごく美味しいです。そして、意外とあっさりしていてしつこくありません。もしかしてこれはいくらでも食べられる禁断の食べ物かも知れません。とても危険ですね。食べ過ぎ必至です。人間をダメにするメニューです。よほど危険を伴いますのでみなさんもご注文の際には十分お気を付けください。

ちくわ磯辺チーズ。ちくわの磯辺揚げというのは、これまたかならず美味しい定番なんですが、そのちくわの穴にさらにチーズを入れてしまうという暴挙に及んでおります。これもかなりいけません。意味ありげに添えられたマヨネーズがまた、けしからんです。美味しいに決まってるじゃないですか。

炭火でじっくり焼いたほたて串。ずっと鶏肉、そして魚介。ここに来てのほたて貝。たまりませんね。これもきっと別腹の一種ですね。別腹に入れても栄養はしっかりとまとまって私腹を肥やす（って、使いどころを間違えた表現？）わけですので、また一つ確実に人間的に成長してしまったことでしょう。

そして、締めはやっぱりご飯ものです。チキチキボンバー丼（焼鳥丼）をどどーんといってしまいます。甘辛い焼き鳥に白いご飯、これは1+1が2ではなくて3にも4にもなる魔法の組み合わせだと思います。いや、悪魔の組み合わせかも知れませんが。それでも世の中ってやっぱり、炭水化物がないと締められないですよね。皆さんもそう思いませんか？

ご飯は別腹だ、というデブ思想の名言（戯言？）のあとに、本当の別腹。さつまアイス。ほかほかの揚げサツマイモに、冷たいバニラアイスの組み合わせ。これもかなり反則ですね。そもそもアイスクリームって、カチカチに固いよりも「溶ける寸前」が一番美味しいと思うんですよ。その状態のアイスに、香ばしいサツマイモ。まじやべーっす。