GOURMET
2021.06.22
ナポレオンソロ
門戸厄神|天空のカフェでくつろぎとグルメの至福の時を過ごす。
門戸厄神東光寺南門前にお洒落なカフェテラスができました
西宮市の「厄神さん」の通称で親しまれる門戸厄神東光寺。あらゆる災厄を打ち払うとされる”厄神明王”が祀られています。日本三体厄神のうちのひとつ。阪急電車門戸厄神駅から北西へ700m、徒歩15分。その門戸厄神東光寺の南門すぐ前に昨年の12月5日に、その名も「小高い丘のカフェテラス門戸サジキ」がオープン。住居だったところを改装、カフェレストランができているとのことで訪問しました。
いつもお参りしている人たちものぞき込む店頭の案内板が目印
いつもは”厄神さん”目指してお参りしている坂道を進むと、一見だれかの別荘にも見える白い建物が現れます。 お店の方が工夫をこらしたと思われる店頭に掲げられた案内板。親しみのある手書きの看板は散歩に訪れた人たちも思わず足を止めて見入っています。回りの景色から想像できなかったお店につい誘われて入ってしまいそうです。
リゾート地にある人気のレストランに来た気分
お店に入るともともとの住居の間取りを生かしてモダンに改装された白い壁と木目調の客席。居心地のよい明るい清潔で解放感溢れる空間が現れます。店内は二室に分かれ、四人掛け5席、二人掛け2席。窓から見えるテラスには、パラソル付きが四席、ゆったり2人掛けのソファーも2席用意されています。
フレンチで鍛えた自信の腕を振るうシェフのイチオシ、こだわりの七福パスタ
ランチメニューの”イチオシ”は、「自家製七福パスタ」1180円。七種の穀物を豆乳で丹念に練り込んだ不均一な太さの麺がソースによくからむ。香り豊かなもちもち食感の特製パスタです。ソースは選べる3種類。「龍のたまごと粗びきソーセージのカルボナーラ」「やわらかイカとモッツアレラチーズのトマトソース」 「いわて門崎丑の煮込みソース(+200円)」 ひとまず選んだのは、カルボナーラ。
濃厚な味わいのソースに、黄身の色が濃く味も栄養もたっぷりの「龍のたまご」をトッピング。より一層味わい深くなっています。
シェフ一押しの自家製麺とたっぷりのソースがからんで、大盛(+300円)にしたらよかったと思うぐらい美味しい。
このランチセットには「新鮮野菜の彩りサラダ」「本日のスープ」「りょうさんのパン」が付きます。その日のスープは「春キャベツの冷たいスープ」で、丁寧に下ごしらえしたことが一口目でわかるサッパリしたスープ。またパンは、阪急門厄神駅東側にあって多くのファンが足しげく通うこだわりの製法で丁寧に作ったパンがおすすめの「パン工房りょう」のもちもちパン。東光寺でお祓いをした「厄神どんぐり」を使った天然酵母パンだそうです。
気になるランチメニューの「自家製七福キーマカレー」980円は、フレッシュなトマト、紫玉ねぎなど野菜がたっぷりのった逸品。こちらも+100円で「龍のたまご」をトッピング。お皿に振りかけられたカレースパイスを混ぜるとさらに食欲をそそります。「丸ごとチーズリゾットランチ」1280円もシェフのおすすめメニューです。どちらも「季節野菜の彩りサラダ」と「本日のスープ」が付きます。
さらに欲張りな方には、ランチセットにプラス400円で「ドリンクとプチデザート」が追加で注文できます。これもシェフのオリジナルで今日は「ココナッツのパンナコッタ ベリーの氷菓子添え」。程よく冷たいさわやかな酸味のベリーと甘すぎず風味のよいパンナコッタがよくあいます。ドリンクは、バランスのよい苦味とコク、上品でやわらかい芳香の竹炭焙煎のホットコーヒーを選びました。
モーニングからランチタイム、ティータイム いつきてもカフェテラスでおもてなし
朝のお散歩途中で立ち寄るなら、9時から11時がモーニング。 お友達とランチでおしゃべりを楽しみたいなら11時から2時のランチタイム。 ほっとひといきつきたい時は、2時から4時のティタイム。(今はディナーは営業していませんが、コロナ禍の状況やその対応で営業時間に変更がありますので、事前にお店にお問合せください。)メニューにも随所にシェフの素材・鮮度・産地へのこだわりが現れています。
陽光あふれるテラス席でモーニングもおしゃれです。
気持ちの良い日はテラス席がおすすめ。 朝その日の気分でコーヒーとパンの洋食か卵かけごはんと味噌汁の和食が選べます。今日は気取って洋食のAセット680円。
お子様連れの方必見!解放されておしゃれ気分にゆっくり浸れます。
室内には、なんと小さいお子さんが遊べるキッズルーム、授乳室、オムツ替えシートが用意されていて、お子様連れでも気兼ねなくゆっくりくつろげます。またお店の隣にはポケットパークもあって、お茶をした帰りにお子様との気分転換にお手頃です。また門戸厄神東光寺の参拝者用駐車場も無料で利用できるのもうれしいですね。(東光寺の行事のある時や混雑時は、お店に事前にお問合せください。)
天空桟敷の使者川越シェフと桟敷の守り人 ホール担当 チカさんがおもてなしをいたします。
お店が「”天空”のサジキ」のようならこのお二人はさしずめその使者と守り人。フレンチ一筋20数年磨かれた技をふるうのはひとなつっこい陽気な川越シェフ。店内から広いテラス席のお客様にてきぱきとやさしくサーブするのはチカさん。写真をお願いすると気さくに応じて頂けました。こんな人柄のいいスタッフがいるおしゃれな構えのお店は一度訪問するとまた行きたくなること請け合いです。
INFORMATION
小高い丘のカフェテラス 門戸サジキ
- 〒662-0828 西宮市門戸西町3-4
- 0798-39-9866
- 新型コロナの感染状況やその対応により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前にお店にお問合せご確認ください。
- モーニング 9:00~11:00
- ランチ 11:00~14:00
- ティタイム 14:00~16:00
- 無休
- 阪急電車門厄神駅から北西に700m、徒歩15分。門戸厄神東光寺南門前直ぐ