JR西宮│暖かい雰囲気のカフェ「harima」さん

CONTENTS.

SNSを見ていたら、インスタ映えするカフェを発見しました！

JR西宮駅から徒歩３分のところにある「harima」さんです。

（※カフェ営業は土日のみ。ご注意ください。）

外観の様子

外観はこんな感じ。道路側には看板があります。

看板が目印となって、遠くからでも簡単にみつけることができました。この看板、オーナーさんが考えた「メガネをかけた女の子」をテーマに、店員さんがデザインされたんだとか！メガネが少し下にさがっていてかわいいですね。

店前右側には「おもちかえりこーなー」と書かれたボードが。その上にはお菓子のイラスト４枚と動物４種類がありました。お持ち帰りのお菓子は、買いたいお菓子の下にある動物を店員さんに渡す、というユニークなスタイルのようです。

店前左側には、別の商品情報が書かれたボードがありました。自家製アイスと完熟バナナを丸ごと１本使用した、バナナシェイク(￥350)、チョコバナナシェイク(￥390)は、お持ち帰り限定だそうです！限定という言葉に惹かれつつ、店内に入りました。

店内はレトロで落ち着く空間

引き戸を右に引くと、正面に厨房とカウンター席があります。

入って右を向くと丸いテーブル席(↑)、左を向くと四角いテーブル席(↓)。

ウッディーな壁とクリーム色の壁がマッチしていますね。

それから、ピンクの扇風機、かわいい～。見つけられましたか？

そろそろ座ります。四角いテーブル席にしました。

席から見える店内の様子。ちょっとレトロな雰囲気が落ち着きます♪ 店内はBGMがかかっていて、この日は洋楽が流れていました。

ケーキとドリンクを注文

テーブルに置いてあったメニュー表を見ながら注文します。私は、生ガトーショコラ、金木犀ジェルとアールグレイアイス、自家製レモネードを頼みました。

頼んだケーキたちが運ばれてきました！美味しそう！

いい感じの写真が撮りたいな、と思い店員さんに「どうしたら上手く撮れますか？」と聞くと、テーブルを少し動かしたり、食べ物の配置を考えてくれたり、すごく協力してくれました。ワンポイントアドバイスをもらえたら、くらいのテンションでしたが、映えのためにはやはり、色々とコツがいるみたいです。そういえば、スマホでフラッシュも炊いてくれましたね。本当にありがとうございました。

映えに成功したケーキたち

うお～かわいい～～！！インスタでよくみる感じ！写真に満足したので、食べます！
金木犀ジェルとアールグレイアイスから。

ほんのり金木犀の香りがするジェルは、ぷるぷる＆ツルツルでした。このジェル毎日食べたい…。アールグレイアイスがソースみたいになっていて美味しかったです。

生ガトーショコラは、ふわっと軽くてぱくぱく食べることができました。添えられているのはチーズクリームで、甘いチョコ味とチーズの塩味がピッタリでした♪

この自家製レモネード、美味しい！酸っぱすぎず甘すぎず、好みでした。飲み終わるのが惜しかった～。このレモネードシロップ、レモンとお砂糖を１週間以上つけて、しっかり旨味を抽出しているそうですよ。

オーナーさんの話

来店時お客さんが私一人だったので、オーナーさんたちとお話しができました。ここからは、そのとき聞けたことを少し書きます。

オーナーさんは西宮出身の２０歳のかたです。(取材当時８月)。専門学校在学中、お好み焼き屋だった店舗にカフェをオープン。このお好み焼き屋は元々、おば様が経営されていたそうです。カフェをオープンするにあたり、ご自身とお兄さん、お友達の３人で、店内を改装されました。先程紹介した、ウッディーな壁もクリーム色の壁も自分たちでDIYしたと聞き、びっくりです。

ちなみにオーナーさんは小学校６年生の頃からケーキ屋さんになりたかったみたい。高校生からは、夢を叶えるためにアルバイトを掛け持ちしてほとんど休まずに働いていたそうです。harimaをオープンして、小さい頃からの夢を実現されている姿に関心しました。スゴいな～。次は、店員さんの話です。このかたはDIYを手伝ったお友達でもあります。

店員さんの話

店員さんは２１歳。専門学校でオーナーさんと出会いお友達に。高校卒業後就職、１年間働いて、製菓専門学校の学費を貯めたと話してくれました。当時は6.00AM起床、仕事が終わったらアルバイト、2.00AM就寝という生活を送られていたみたいです。心配になるくらい、だいぶハードスケジュール…驚。

店員さんは、ショーケースに並んだケーキをみて「宝石みたい、かわいい」「お菓子の仕事しか就きたくない！」と思ったことから、パティシエを目指されたそうです。これを聞いて、うるっとしました。好きなものに突き動かされる気持ちって大切ですよね。おふたりとも、しっかり行動されてすばらしいと思います。

ふたりの話

さらに話を聞いていると「やりたいことがあるのに、言葉にできない」というオーナーさん。そんなときは、お友達(店員さん)が「こうしたら？これはどう？」と提案してくれるそうです。そのアイディアが、まさに頭の中にあるものとピッタリで、助けられていると語ってくれました。逆にお友達は「やりたいことがあんまりない、ただケーキが好き」だそうで「相性が良いみたい」と口にしていました。２人でひとつというか、うまく補い合っている感じが素敵ですね。ケーキやドリンクだけでなく、harimaという空間自体、おふたりで試行錯誤しながら作り上げたことを知ると、応援したくなりました。オーナーさん、店員さん、いろいろお話してくれてありがとうございました。