阪神西宮｜寒い日におすすめ！こだわり出汁のもちもち手打ちうどんが食べられるカフェ風のお店

関西人のソウルフードといえば、「うどん」を挙げる方が多いのではないでしょうか。老若男女問わず愛されるうどん。年中おいしく頂けますが、やはりこうも寒くなると『今日はおうどんが食べたいな～』なんて方もきっと多いはず！家でも手軽に作れますが、やっぱりお店でたべる味は格別。そんなわけで、早速気になるお店に行ってきました。

今回ご紹介するのは

今回ご紹介するのは、ずっと気になっていた「天ノカマ」さん。こちらのお店は、2号線沿いの阪神西宮駅から歩いて5分ほどの場所にあります。「うどんは生きもの」というインパクトのあるタペストリーを目にする度に、ずっと気になっていました。今回やっと訪問できたので、早速紹介していきます！

店内はまるでカフェ！

お店の扉を開けてみると、なんとなく想像していたうどん屋さんと違う雰囲気にびっくり。タイル張りのオープンキッチンには、カウンター席が4席と、4名掛けテーブルが2つ、2名掛けテーブルが2つほど並んでいます。

厚みのあるテーブルは、面取りがされていたり、照明はよく見ると形の異なるペンダントライトが吊り下げられていたりとインテリアのこだわりがあちこちに！

お冷をボトルで出してくれるところも、おしゃれなカフェのようで、女性一人でもふらっと入りやすいのが嬉しいです。

豊富なメニュー

壁一面に手書きで書かれた豊富なメニューの数々がこちら。

釜玉うどん、かけうどん、ぶっかけうどん、ざるうどんと各種トッピングの種類だけでもかなりの種類。
黒板に書かれた定番メニューの他にも、季節限定のメニューもあります。鶏のだし唐揚げや、牡蠣の天ぷらをお酒のアテにちょっと1杯なんてこともできそうな、お酒好きには嬉しいメニューです。さすが西宮だけあって、ショーケースには大関のお酒が冷やされてます。

迷ったらおススメのセット！

筆者は、人気ナンバー1の「天盛セット」をオーダーしてみました。うどんが３種類から選べて、天ぷら盛り合わせと炊き込みご飯がついて980円と、欲張りな方にはぴったりなセット！
待つこと数分。できたてのうどんから運ばれてきました。筆者がオーダーしたのは温かいぶっかけうどん。（冷たいぶっかけも選べます。）大根おろしと、わかめがトッピングされています。

入り口近くのカウンターに薬味がネギ、すりごま、おろし生姜の3種類が用意されており、必要な分を取りに行くシステムです。

子ども用の器やカトラリーも用意されているので、お子さまと一緒でも安心ですね。
薬味を取って戻った頃に、セットの炊き込みごはんと、天ぷらも到着。これだけのボリュームで、980円のお値段はコスパ抜群です！

こだわりの出汁が決め手の手打ちうどん

薬味を入れて、早速うどんから頂いてみます。口に入れた途端に感じるプリプリ具合がまさに、うどんが生きている感じにびっくり！ほどよくコシはあるのに、もっちりとした柔らかさもあります。お店で粉から作られたうちたてうどんはさすがのおいしさ！

出汁は色はしっかり濃いめなものの、しょっぱさを感じないくらいにだしが濃厚で、どこか甘みも感じられます。北海道南昆布と瀬戸内いりこ、さば、うるめ、ソウダカツオの節で丁寧に取られた出汁は、化学調味料は一切使わないというこだわりよう。

炊き込みご飯

出汁がしっかり効いた炊き込みごはんは、ついぱくぱく食べてしまうおいしさ。ところどころに混じったおこげも一緒に楽しめます。この日の具材は、人参、ごぼう、薄揚げ、鶏肉の5種。出汁のおいしさと具材の旨みが、感じられる一品です。

大き目の天ぷら

天ぷらの盛り合わせは、一つ一つが大き目でとっても贅沢！この日は、海老、キス、鶏むね、蓮根、おくらの5種がどーん！と盛られていました。うどんの出汁につけてもよし、テーブルにある塩で頂くもよし。さくさく揚げたての天ぷらはどれも油っぽさがなく、素材のおいしさを味わえます。

海老は、取り皿からはみ出る大きさ！薄目の衣の中には、ぷりっと身の締まった大きな海老は絶品です。

厚めにカットされた蓮根は、ねっとりとした食感と素材そのものの甘みがしっかり感じられます。

『さすがにこんなに食べられるかな』と思うくらいボリュームたっぷりでしたが、そんな心配はどこへやら。お腹いっぱい食べて、ぽかぽかあったまりました。もっと食べたい方は、220円で大盛りにもできるそう。メニューもとっても豊富なので、何回通っても飽きないようなうどん屋さんです。Instagramでは、期間限定メニューやおすすめメニューの紹介もされています。ぜひチェックしてみてくださいね！