香櫨園｜しっとり食感のバナナケーキが絶品！見つけてほしい焼き菓子店

　公共交通機関が整備されていて、阪急西宮ガーデンズ、ららぽーと甲子園などの大型商業施設や、阪神甲子園球場、西宮神社などの観光スポットも多く、生活しやすい環境が整っている西宮。

　地元の方に愛され続けている老舗の飲食店も多い一方、若いオーナーさんが始められたおしゃれなお店も増えてきています。活気はありますが、そこまで都会ではなく、公園などもたくさんあるのでバランスがちょうどいいんですよね。

　さて、そんな西宮についこのあいだ、新しい焼き菓子のお店ができたと風のたよりに聞きましたので、さっそくお邪魔してみました。

　今回は、阪神香櫨園駅の近くにお店をオープンされた「demi-sec hao (ドゥミセックハオ)」さんをご紹介します。

ちょっと見つけにくいけど見つけてほしいお店

　お店の場所がちょっとわかりにくいので、簡単にご説明します。

　阪神高速 3号神戸線の高架のすぐ南側にある道沿いに「荒戎児童遊園」という、ちょっとかわった円形の公園があります。そこから東に進み、最初の角を南下してください。これもわかりにくいのですが「西宮市立浜脇幼稚園」さんに続く道です。しばらく進むと…

　道沿いに白い小さな看板が見えます。

　これが「demi-sec hao」さんの看板です。指示通り、右側を向くと…

　敷石のある砂利の小路があります。この道の先にお店があります。自転車で行かれる場合は、自転車を押して小路を進み、お店の前に停めるようにしてください。

　駅から徒歩で来られるのであれば、阪神香櫨園駅から南東へ徒歩 6分、阪神西宮駅からは南西へ徒歩10分ほどのところです。

　「demi-sec hao」さんは2023年2月5日にオープンされた焼き菓子のお店。営業日が土、日、月のみなので、お店に行かれる方はご注意ください。

　店名の「demi-sec」とは、フランス語でマドレーヌやフィナンシェなどの、しっとり食感の焼き菓子のこと。また、スパークリングワインの甘口や辛口の度合いを表す言葉にも使われていて、「辛口と甘口の中間」を意味しています。「hao」はオーナーさんの名前が由来になっています。「甘すぎないお菓子」をテーマにされているそうなので、お店のコンセプトに合致した店名ですね。

　さて、筆者がお邪魔したのは土曜日の14時前。小さなお店なので、前のお客さんが出られるまで外で待っていましたが、2人ほど並んでおられました。公式Instagramなどで予習してきたところ、「レモンケーキ」がかわいくておいしいと評判。それに新作の「キャロットケーキ」もおいしそうだったので、今回はその 2つを狙っています。

　そして、ついに店内へ…。