GOURMET
2023.11.21 2023/11/27
奥 大輔
甲子園|昼から飲める立ち飲み屋さん!素材にこだわった料理の数々も!
甲子園球場の南、臨港線沿いに「おかん家」という新しいお店が出来ています(2023年3月オープンだそうです)。
お昼にお店の前を通ったら営業していたので、「ランチもやっている料理屋さんかな?」と思って何気なく立ち寄ってみたのですが、料理屋さんではなくなんと昼からやっている立ち飲み屋さんでした。
そういえば西宮にも飲み屋さんは数多くありますが、昼からやっている立ち飲み屋さんはあまりありませんね(と言うかそもそも立ち飲み屋さんが少ないかも)。
まあ、せっかくお店に入った事だし、真っ昼間からお酒を頂いてしまいました。
と言う事で今回は昼から飲める立ち飲み屋さん「おかん家」をご紹介したいと思います。
甲子園球場の南、臨港線沿い
甲子園球場から甲子園筋を南に進むと、臨港線と交わる甲子園九番町の交差点があります。
その交差点を東に少しだけ進んだ臨港線沿いにお店があります。
こちらがお店の外観。
臨港線の南側にあります。
以前はこの場所には「ぽぽろ」と言うスナックがあったのですが、ぽぽろが鳴尾に移転して、その後にこのお店が出来ました。
交差点のすぐ近くなので場所は分かりやすいと思います。
いかにも立ち飲み屋さんといった感じの店内
店内に椅子はなく、いわゆる立ち飲み屋さんになっています。
こちらが店内の様子。
カウンターとテーブルがありますが、椅子はありません。
カウンターの中で一人で切り盛りしているお母さんとの会話を楽しみながらお酒を飲むというスタイルですね。
行ったのが土曜日という事もあって昼間からお客さんが多く来ていましたが、平日でも結構昼間から飲みに来る方は多いそうです。
おかん家のメニュー
お店にはメニュー表はなく、壁にメニューが色々と貼ってあります。
こんな感じ。
こういうのも立ち飲み屋さんという感じがします。
アップにしました。
お酒も多彩ですが、何より料理がとても豊富です。
お酒にあいそうな料理がたくさん並んでいますね。
トンテキや焼鳥を頂きながらビールや日本酒を
今回は立ち飲み屋さんですのでお酒を中心に行きたいと思います。
まずはとりあえずビールを。
料理ですが、こちらのトンテキを注文しました。
とても柔らかく仕上がっていますが、素材にこだわっているそう。
お酒が進みます。
日本酒が色々と揃っているので、今回は日本酒を飲みたいと思います。
まずは姫路のお酒「奥播磨・宮の井」。
灘のお酒と同じく山田錦を使っているそうで、辛口ですが灘のお酒より少し酸味がある感じ。
トンテキによくあいますが、どんな料理にもあいそうです。
続いて明石の「来楽」。
こちらも酸味が感じられますが、宮の井とはまた違った味わいです。
日本酒は飲み比べると色々違いがあって楽しいですね。
トンテキを食べ切ってしまったのでこちらの「はらみ」と「ズリ」の串を追加で注文。
味付けは塩のみでシンプルですが焼き方がちょうど良く、歯応えも鶏の旨味も絶妙です。
最後にもう一杯。
香住鶴の「山廃 純米 原酒 瓶熟成壱年酒」です。
山廃とは山廃仕込みで作られたお酒という意味ですが、山廃仕込みの説明は長くなるので、興味のある方は調べてみて下さい。
簡単に言うとお酒を仕込む作業の「酛すり」の事を「山卸」と言うのですが、この「山卸」を省略したのが「山卸廃止酛仕込み」、略して「山廃仕込み」です。
スパークリングとまではいきませんが、炭酸のような刺激をかすかに感じるキレのある味わいでとても美味しいお酒でした。
〆としてこちらのとん汁を頂きました。
お酒の後にはちょうど良い〆になります。
昼間から結構飲んでしまいましたが、たまには昼飲みも良いもんですね。
昼から飲みたい時にはぜひ
私が行った時にも色んなお客さんが来ていましたが、お母さんとお話をしながらゆっくり飲んでいる方や、ふらっと来てビール一杯だけ飲んですぐに出ていく方など、人それぞれの飲み方をしていました。
自分にあった飲み方ができるのも立ち飲み屋さんの良いところですよね。
皆さんも昼から飲みたくなったら(もちろん夜もですが)、ぜひ気軽に立ち寄ってみて下さい。
INFORMATION
おかん家
- 西宮市甲子園九番町2-3
- 11:00~20:00
- 火曜日
- https://www.instagram.com/okan_chi/