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西宮砲台

江戸幕府末期、黒船来襲に備えて幕府軍艦奉行・勝海舟の勧めで造られた砲台です。文久3年(1863年)、大坂湾の海防のために和田岬砲台、舞子砲台、今津砲台などと共に砲台の建設が開始されました。

慶応2年(1866年)に完成したましたが、その後明治維新となり実際に使われることはなかったとされています。高さ12m、周囲53mもある大きなもので、国の重要史跡にも指定されています。

西宮町は、砲台を所有する陸軍省に対し再三払い下げを申請したが不許可となりました。明治40年代に阪神電鉄へ払い下げられ、現在では香櫨園浜遊園の一部として利用されています。

INFORMATION

西宮砲台跡

  • 〒662-0933 兵庫県西宮市西波止町1−14
  • JR神戸線「西宮駅」から阪神バス「鞍掛町」~徒歩10分、JR神戸線「さくら夙川駅」から徒歩30分、阪神電子「香櫨駅」から徒歩10分