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西宮ウォーキングガイド|門戸厄神からキャンパスの間を通って編

阪急西宮北口から北方面、宝塚に向けて走っている支線、今津線の一駅目が門戸厄神駅です。門戸厄神駅からは日本三体厄神の一つ門戸厄神東光寺へ向かうことができます。さらにその先には大学のキャンパスや小中高の学校が連なるエリアがあります。今回は門戸厄神の参道からキャンパスの間を通って上ヶ原八幡神社までのウォーキングガイドです。

少し小高い丘の上とその先が気になって

阪急今津線からみて西側は小高くなっており、門戸厄神や関西学院大学、神戸女学院大学などがあります。行ったことがないわけではないのですが、結構急な傾斜のため今までウォーキングでは尻込みしていたエリアでもあります。夏になって本格的に暑くなる前に行ってくるかな、というのが今回の動機です。

門戸厄神の参道をスタート地点として、門戸厄神を通過し、近辺の大学キャンパス周りをうろつき、甲山を正面に見ながら北西に進路を取った形となっています。

今回の地図は①門戸厄神参道入り口②岡田山の神戸女学院大学の門③水路に沿った小道④上ヶ原八幡神社の順に歩いています。正確な道は把握しておらず、行ったり戻ったりを繰り返しています。所要時間の目安は①~②20分、②~③15分、③~④35分です。傾斜があるのは①~③の間となります。

ちなみに筆者は大柄な30代男性です。写真をとったりメモをとったりしながら歩くので、足取りのしっかりしたおじいちゃんくらいの早さです。行きつ戻りつしながら適宜休憩もしています。移動時間は大体の目安にしてください。

①~②参道?を登り門戸厄神東光寺へ。小高い丘の上をキャンパスを横目に。アップダウンのある20分

14:30やくじんさん筋に見える「門戸厄神」の看板から始まる参道をスタート地点としました。この日は風があり、少し涼しくウォーキング向きでした。

門戸厄神は小高い丘にあるため、参道は登り坂です。途中には饅頭屋さんがあったりと和やかな風景です。門戸厄神のイベント事があるときは、この参道に屋台が出て、人いっぱいに溢れます。

参道の途中には門戸厄神の関連施設などがあります。

14:40門戸厄神南門につきました。丘を登り切った位置にあるため、風の通りがよく気持ちが良いです。この日は中には入らず、左折して緑に沿って西側に進みます。

神戸女学院の立派な門がありました。木陰の中の道を進むと気持ちがよさそうですが、写真には写っていませんが警備員さんがおり入れません。

アップダウンのある道を進みます。地名の岡田山に、「確かに山」と納得しました。

14:45こちらも神戸女学院の門です。ひっそりと閉じられており、人影はありませんでした。この辺りでUターンして門戸厄神方面に戻り、北上する道を見つけて進みます。

②~③門戸厄神の手前まで戻り、市中を見渡せる崖を通って。やや起伏のある15分

門戸厄神のあたりから、さらに登る坂道を見つけ、抜けた先には関西学院大学聖和キャンパスの門がありました。キャンパス周りは植物の緑が多く、生命力を感じます。

15:00キャンパスの周りを進んで、崖の上にある駐車場から街を眺めます。新幹線の線路が見えるので東を向いているのでしょう。

③~④水路に沿った小道に導かれ。住宅街と学校施設が多い。割と歩きやすい35分

水路と細い道を見つけました。車はおろか自転車も通れない幅。うねった水路が楽しくて、通ってみずにはいられません。

水路の途中で振り返ると、結構な上り下りを見つけました。何かで見たサンフランシスコの光景のようです。

再び水路沿いを進みます。石垣のような護岸が似合っているような気がしました。

15:10上ヶ原小学校の裏手に出てきました。西側を見てみると、甲山が田んぼの向こうに見えます。

15:20再び関西学院大学。こちらは上ヶ原キャンパスです。横目に通り過ぎます。

途中でコンビニによってアイスを食べたりと休憩しています。

途中で宮崎発祥のからめんのお店を見つけました。ちょっと気になるローカルフードですね。

道の先には再び甲山が見えます。地図を見なくても北西に向かっているのだとわかります。昔の人もきっと目印にしていたのでしょう。

構内は2020/6現在立ち入り禁止になっていました。

近隣の食料品などを扱うお店とお好み焼き屋さん。店頭の給湯器?やお好み屋さんの店名などが気になりつつ、進みます。

農業用のため池でしょうか。フェンスに囲まれて立ち入り禁止です。

キャンパス近くのお店は大盛がすごいところが多い、という法則が(私の中で)あります。気になる。

④上ヶ原八幡神社で木陰を借りて休憩

15:40神社の文字を目にして、今日はここを終着点に決めました。鎮守の森の日陰で少し休ませてもらおうという算段です。

お社に続く道には立派な石灯篭。上ヶ原八幡神社というみたいです。西宮には八幡神社がたくさんありますね。それだけ多くの神様が住んでいるのかもしれません。

神社に向けて階段を登っていきます。否が応でも参拝ムードが高鳴ります。

狛犬を横目に拝殿にご挨拶してきました。

敷地内には縁起の記載された石板、お稲荷さん、百度石などなど。

さらに拝殿の裏側には行者堂、庚申塔、戦争関連の碑(プロペラとイカリも)などが祀られています。

うん、子宝祈願もあるようですね。

気が付けば、甲山に導かれるように歩いていた

小高いところを目指し、その上を通るようにコースを取ってウォーキングしてきました。あまり意図はしていなかったのですが、自然と甲山に向けて歩いている形となっていました。それだけ霊験あらたかなのかもしれません。

ウォーキングコースとしては、基本的に舗装された道路なので歩きやすいです。①~②のアップダウンのある所は、道が曲がっているところもあるため特に自動車には注意したほうが良いです。また、キャンパス、学校敷地などは入場可能なのかは自分で調べてみてください。許可なく入ると怒られることもあるかもしれませんので、注意してください。

さっと歩いてひと汗かくのにちょうどいいコースです。市街地のため、帰りはバスを利用するのも便利かもしれません。

INFORMATION

門戸厄神東光寺

  • 〒662-0828 兵庫県西宮市門戸西町2−26
  • 0798-51-9090
  • 09:00~17:00
  • 阪急今津線門戸厄神駅より徒歩10分
  • https://mondoyakujin.or.jp/