大賑わい!市民みんなでつくるお祭り「第48回にしのみや市民祭り」参加レポート

2023年10月28日土曜日、西宮市役所周辺を会場に「第48回にしのみや市民祭り」が開催されました。

お天気に恵まれた当日は、66を超える市民団体のブース・バザールや大迫力のロードステージ、幅広い世代が楽しめる屋内ステージなどイベントが盛りだくさん。4年ぶりに飲食ブースも復活し、青空の下で大勢の人が賑わう1日となりました。

そんなにしのみや市民祭りを1日楽しんできましたので、早速紹介いたします。

この記事で雰囲気をつかんで、来年はぜひ一緒に楽しみましょう!

官・民が協働し「みんなの想いで作り上げる」お祭り

2023年のパンフレットより

にしのみや市民祭りの特徴は「参加団体みんなが協力しあい、主体的に作り上げるお祭り」であること。

開催前に西宮市の広報課・市川さまと市民協働推進課・中尾さまにお話を伺う機会があったのですが、「テーマは協働。大変かもしれないけど、主体性を尊重したお祭りにしたい」と話されていたのが印象的でした。

お祭りの概要を伺う中では、1つ1つの取り組みについて各団体の想いや、裏方さんの頑張りにまで心を配っていることが伝わり、「本当に時間と想いを込めて皆さんで準備を進めてきたんだ」と心が温かくなりました。

「想いをつなぐ 地域の絆」が2023年のスローガン。

にしのみや市民祭りは、市がバックアップしながら、市民みんなで「来場者が楽しめる1日を」と準備してきた集大成の1日なんです!

大迫力のだんじりライブほか、会場が沸いたロードステージ

2023年は、コロナ禍以降中止となっていたロードステージが復活。

西宮でだんじりを行う4つの団体が集結し、迫力あるだんじりライブも行われました!

だんじりは、神様が乗るとされる「お神輿」と違い、神様が降りてくるとされる場所。人が乗り「神様をおもてなしする」という意味を込めてパフォーマンスをするそうです。

西宮神社若戎会のだんじりは、屋根から身を乗り出しての派手なパフォーマンスに圧倒…!

船の形のだんじりは、福應神社若福会のもの。今津港や今津砲台の完成を祝ってこの形になったそうで、歴史を感じますね。

獅子舞の演技もあり、会場は一気にお祭りムードが高まっていました!

このほか、消防音楽隊の演奏・バトン・チアリーディング・子どもみこしなどのパフォーマンスもありました。

西宮市内にこんなにたくさんの活動があって、それぞれ頑張っているんだなぁ、としみじみ。自分の好きなことを一生懸命頑張って披露して、それが周りの心を明るくする。素敵ですよね。

高校生が企画から運営まで取り組んだ「みやたんグリーティング」

第2庁舎では、西宮の高校生で構成される「Youth委員会」が企画から運営まで主体的に取り組んだ「みやたんグリーティング」のイベントも開催されました。

西宮で大人気のみやたん。西宮のイベントに登場することはあっても、意外と2ショット写真を撮れるチャンスは少ないようでして。当日は小さなお子さんを中心に、大人気イベントの一つとなっていました。Youth委員会のメンバーも皆さん笑顔でテキパキ対応されていてかっこよかった!

「にしのみや市民祭りにも『映えスポット』があったら、もっとたくさんの人に楽しんでもらえるんじゃない?」というアイデアから誕生した企画とのことです。

Youth委員会の活動は2年目という高校2年生の仲田さん。お祭りの準備は7月ごろから本格的に取り組んできたそうです。

「Youth委員会のことをもっと知ってほしいので、Instagramをもっと広めたいです!」と話してくださいました!

SDGsチャリティーオークションほか、見どころが満載のお祭り

にしのみや市民祭りは、六湛寺公園北側・南側、六湛寺南公園、アミティ・ベイコムホール、本庁前広場、第2庁舎と会場を広く取りながら、コンテンツ盛りだくさんのお祭りでした。

市民団体が出店するブース・バザールの数は66団体!それぞれが趣向を凝らしたゲームや飲食ブースを展開していて、大賑わいでした。

「もったいないをなくそう SDGsチャリティーオークション」は、西宮市の環境局と粗大ゴミの再流通に取り組む循環商社・ECOMMITが協働して開催したイベント。

こちらは、市長も入札したというハンモック。まだまだ使用感も少なく、十分活躍してくれそうな雰囲気です。

誰かにとっては不要なモノでも、誰かにとっては「今欲しいモノ」だったりしますよね。不用品をすぐに「粗大ゴミ」にするのではなく、こうして次のユーザーに、オークションという楽しい仕組みで手渡す企画、面白いなあと思いました。

売り上げは寄付に回されるそうです!

このほか、車椅子でも栽培に参加できるバケツ稲で育てた酒米で作った日本酒の試飲会(西宮肢体不自由児父母の会)はじめ、どこも行列になるほど各ブース大賑わい。参加者それぞれが、思い思いの楽しい時間を過ごされていました。

盛り上がりを見せていたのは屋外だけではありません。

アミティ・ベイコムホールでは11時30分から19時になるまで、パフォーマンスや音楽ライブのイベントが目白押しです。

今年で13回目となるDancing☆甲子園も開催され、会場は大盛り上がり!

日が暮れるまでたくさんのスタッフさんやボランテイアさんに支えられながら、お祭りは進行していきました。

行けば新発見があるかも?来年はぜひ参加を!

西宮で暮らし始めて5年目、今回初めてにしのみや市民祭りに参加したわたし。

楽しかった!はもちろんなのですが、印象に残ったのは「西宮のことで、まだまだ知らないことがたくさんあるんだな」ということ。

特に普段生活しているだけでは出会えないような団体の活動を知る機会にもなり、貴重な経験ができました。

お祭りに参加することは、西宮で活動するいろんな団体の想いを知り、理解することにも繋がります。

「楽しそう!気になる!」と思ったら、ぜひ来年は「にしのみや市民祭り」を訪れてみてくださいね!

西宮市シティプロモーションポータルサイト 「まなび、すむまち。にしのみや」 でレポート記事掲載中!