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西宮神社 最大のお祭り!~商売繁盛を皆で願おう☆十日えびす 2024~

※誤りがあったため修正しております。開催日時は1/9〜1/11です。


西宮のシンボルのひとつである西宮神社。
その歴史は、平安時代までさかのぼり、全国に約三千ある蛭子(えびす)神を祀る神社の総本社として、市民だけでなく、日本全国多くの人から敬われ続けています。

夏えびす、酒蔵ルネッサンス、七五三詣り、お正月の初詣…などなど、シーズンごとにたくさんの人で賑わう西宮神社ですが、中でも”年間最大級”と呼べるお祭りが、「十日えびす」です。

十日えびすとは

写真:西宮神社公式HP 正月・十日えびす特設ページ より

毎年正月 10日に行なわれる初えびすの行事。

主として西日本で行なわれ,なかでも兵庫県西宮市の西宮神社の「十日えびす」、大阪府大阪市浪速区の今宮戎神社の「十日戎」、福岡県福岡市博多区の十日恵比須神社の「正月大祭」はよく知られている。

1月8日または 9日の宵えびすから始まり 11日の残りえびすで終わるが、特に 9日と 10日に、一年の商売繁盛を祈願し、小判や米俵などを束ねた吉兆と呼ばれる吉祥物をつけた福笹をいただこうとする多くの参拝者でにぎわう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 より 


と、このように、「十日えびすと言えばこの神社!」という三本の指に入るほど、全国区で有名なお祭りなんですね。

西宮神社では、初日は宵えびす、2日目を本えびす、最終日を残り福と呼ばれています。
今年一年の福、特に商売の繁盛を願う人々が多く参拝に訪れ、西宮神社には、この三日間で百万人の参拝があるといわれています。

知りたい!2024年 十日えびす情報

2024年の西宮神社十日えびすは、

2024/1/9(火)~1/11(木)

の日程で行われます。
それぞれの日程で行われる主な行事について、ご紹介します!


1月8日(月・祝)の行事

〇 招福大まぐろ奉納式(しょうふくおおまぐろほうのうしき)
 午前9時30分頃
  場所:拝殿

写真:西宮神社公式HP 正月・十日えびす 行事のご案内より

招福大まぐろ奉納式とは、西宮神社十日えびすの名物のひとつ。
毎年「大マグロ」が奉納され、このマグロにお賽銭を貼り付けるのですが、うまく付くと「お金が身につく」という縁起担ぎなんです。

コロナ禍でしばらく賽銭の貼り付けは中止されていましたが、今年から再開されることになりました!皆さん、是非金運アップを狙って、お賽銭を貼ってみてください☆

〇 献華祭(けんかさい)
場所:本殿

1月8日(月・祝) 午後1時

写真:西宮神社公式HP 正月・十日えびす 行事のご案内より

華道 嵯峨御流の岡田芳和氏を中心に有志が集い、西宮神社崇敬会「えびすの宮会」が発足され、本殿にて西宮神社華務職である両氏が古来の伝統的な装束に身を包み、花を活けてお供えする行事です。

お祭りの賑わいを一時忘れ、神様にお花をお供えする献華祭は、厳かで美しく、古くからの西宮神社の歴史を感じることができますよ。


1月9日(火)の行事

〇 有馬温泉献湯式 (ありまおんせんけんとうしき)
1月9日(火) 午後2時
場所: 拝殿

日本最古の名湯として知られる、兵庫県の有馬温泉から金泉(きんせん)が奉納されます。有馬温泉の旅館街の繁栄が祈願される全国でも珍しい行事となります。

平成7年からはじまった『献湯式』は、湯女に扮した芸妓衆が湯もみ太鼓のはやしにあわせて湯もみを行う、というのが恒例ですが、2024年は芸妓による湯もみは中止となっています。


1月10日(水)の行事

〇 十日戎大祭(とおかえびすたいさい)
1月10日(水) 午前4時
場所:本殿

写真:西宮神社公式HP 正月・十日えびす 行事のご案内より

午前0時、総ての神門が閉ざされます。そこから、神職は「忌籠り(※1)」をし、午前4時の浄闇の中で十日戎大祭が行われます。この厳粛な祭りが終了すると、午前6時、再び開門となります。

(※1)「忌籠り」とは、祭典の前に心身を清浄潔白にするために外界と隔たって慎み、身を清めることをいいます。祭典が重要であればある程、厳重に行われる、古くから伝わる行事です。


〇 開門神事福男選び(かいもんしんじふくおとこえらび)
1月10日(水) 午前6時 
場所:表大門(赤門)から本殿まで

写真:西宮神社公式HP 正月・十日えびす 行事のご案内より

十日えびすの一大イベントと言えば、毎年全国ニュースの目玉にもなる『開門神事福男選び』。

一旦全ての門を閉じ、午前四時の十日えびす大祭を終え、忌籠の明ける午前六時まで誰も参拝はすることができません。

午前六時、大太鼓を合図に表大門(あかもん)が開かれると、外で待機していた参拝者が一斉に本殿めがけて、走り参りを行い、本殿に早く到着した順に一番から三番までがその年の福男として認められる…これが、かの有名な『福男選び』です。

もちろん!「福男」とは言いますが、女性も参加可能です。

写真: 西宮神社公式HP 正月・十日えびす 開門神事福男選び ページより

■2024年の福男選びの参加方法■

2024年1月10日(水)午前6時に「開門神事福男選び」が行われます。
参加するには、抽選に申し込む必要があります。

開門時に先頭に並べる人の場所割り抽選は、1月9日の午後10時、円満寺駐車場で先着1,500名にて受付を開始し、10日午前0時から南門前で行われます。
抽選で先頭Aブロック108名、Bブロック108名が決定されます。

また、福男選びに参加しなかった場合でも、先着5,000名の参拝者には「開門神事参拝之証」が無料授与されますよ♪



2024年の商売繁盛に欠かせない”福笹”

写真:西宮神社公式HP 正月・十日えびす特設ページ より

十日えびすに来たら、お商売をしている方々も、そうでない方も皆が欠かさず買う物。それが「福笹(ふくざさ)」です。

福笹には、福の神えびすさまから、商売繁盛、家内安全、開運招福を始め、受けられた方の願いを叶え、あらゆる福を招くご利益があると言われています。

鯛や小判などの飾りがついた縁起物で、新年の始まりに欠かせないお守りのようなもので、十日えびすの時期は、多くの人がこの福笹を持って帰路につく姿を見かけます。



たくさんの屋台やおみくじも楽しもう!

十日えびすでは、数多くの飲食の屋台や、お子様向けのゲームができる屋台などが、数百軒と並び、正門前から境内まで、非常に賑わいます。

普段はなかなか見られない珍しい屋台も出ることがあり、2023年にはあの人気洋菓子店『アンリ・シャルパンティエ』の屋台も出たそうですよ!

他にも、福熊手など、お正月にピッタリの縁起物の屋台も多くでるので、是非色々見回ってみてくださいね♬

そして!初詣と同様に、十日えびすでも引きたくなるのが、おみくじですよね☆
最もえびすさまの力が高まると言われているこの時に引くおみくじは、きっと何かパワーがあるかも!?
筆者も十日えびすに行った時は、必ずおみくじを引いていますよ♪

友達や家族と、新年の始まりを十日えびすで盛り上げよう!

1/9~1/11の三日間、朝から晩まで多くの人で賑わい、たくさんの笑顔と活気で溢れる西宮神社の十日えびす。

阪神間最大のお祭りに、皆が一丸となってその年の商売繁盛、家内安全、その他色んな福を願いにやってきます。

より詳しく知りたい方は、こちらの
西宮神社の正月・十日えびす特設サイト
もチェックしてみてくださいね!

是非皆さんも、ご家族やご友人とお正月の締めくくりに、そして新年の始まりを盛り上げるべく、是非十日えびすに参拝してみてくださいね!

きっと、えびすさまのパワーをもらって、2024年の最高の思い出のひとつになるはずですよ☆

INFORMATION

西宮神社

  • 兵庫県西宮市社家町1−17
  • 0798-33-0321
  • 阪神電車・本線「西宮駅」南口より南西へ徒歩5分
  • https://nishinomiya-ebisu.com/