TRIP
2019.11.25 2019/11/26
西宮のスポット
今津六角堂
六角堂は名前通り、バルコニーが六角形の形をしている明治初期に作られたモダンな西洋様式の建造物です。現存する小学校の洋風建築としては日本で2番目に古いです。
明治15年（1882）年に2階建ての木造校舎として建てられ、戦火に焼かれることなく今津小学校の敷地内に形を残しています。曳家して向きを変え公民館として利用されたり、取り壊しの話が出たりと六角堂の長い歴史は紆余曲折を経て、現在も今津小学校の敷地内に佇んでいます。
展示室には昔の子供が使っていた教科書や文房具、ランドセル等の資料が保管されています。現代と形は違いますが、今と同じように今津小学校で学んでいた小学生の面影をしのぶことができます。
子供たちが着物姿で楽しんでいる運動会の写真や、洋服と着物が入り乱れた生徒が写る写真など、歴史の移り変わりを実感できる白黒写真もあります。
その他、今津小学校に通っていた小説家 野間宏（1915～1991年）の文庫や資料が展示されています。六角堂は今津小学校の授業がある午前中のみ内部を見学することができますが、事前予約をする必要があります。
INFORMATION
六角堂（今津小学校旧校舎 ）
- 〒663-8228
- 0798-33-0923
- 9：00～12：00
- 土・日曜・祝日（休校日の場合も休）
- 阪神今津駅から徒歩約10分
