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法心寺

「法心寺」は、1661年創建された高野山真言宗宗派の寺院。清誉阿闍梨が甲山神呪寺塔頭常住院の本尊十一面観世音菩薩を祀ったのが始まりと言われています。阪急・西宮北口から5分ほど歩いた、住宅街の中にあります。法心寺にほど近い車道近くに案内が出ているため、分かりやすいでしょう。

法心寺がある高木町は、阪神淡路大震災による被害が大きい地域でした。当時木造瓦作りだった法心寺も全壊してしまったのですが、2003年には再建が叶い、現在に至ります。

綺麗な門構えを潜ると、こぢんまりとしながらもよく手入れされた庭に、「厠」と呼びたくなるような和造りなお手洗いが設置されていました。また、中には役行者を祀る行者堂や石堂、石標などがあります。本尊である十一面観世音菩薩は、奈良時代より信仰を集めた菩薩で、病気治癒などを祈願して祀られていたと言われます。  

敷地内には35名収容の式場や控室を備えた「法心寺会館」があります。西宮市内の葬儀やお葬式が執り行われているとか。

法心寺では「摂津国八十八箇所霊場第77番」の御朱印を書いてもらえるので、御朱印集めをしている方はいかがでしょうか。

INFORMATION

法心寺

  • 〒663-8032 兵庫県西宮市高木西町3-16
  • 0798-67-1597
  • 阪急西宮北口駅より徒歩5分