阪神西宮|浜脇地区にできた地域の架け橋「結cafe」

2023年12月に地域の架け橋となる様な場所が浜脇地区に誕生しました。
今回は地域の架け橋として活動をしている「結cafe」について紹介したいと思います。
結カフェは名前からも分かるようにカフェなのですが、共生型地域交流拠点としての役割を担う地域の架け橋となる様なカフェなのです。

共生型地域交流拠点とは

まず、結カフェについての紹介をする前に、共生型地域交流拠点についての説明をしたいと思います。共生型地域交流拠点とは地域福祉活動の展開を目的とした、常設の拠点のことを言います。
誰もが分け隔てなく参加することのできる拠点なんですね。
もう少し噛み砕いて言うと世代・分野を限定しない繋がりの場、地域の支え合いの場のことを指します。
交流拠点の開設形態はあらかじめ定められている条件を満たすものであればどの様な形態でも良いそうですよ。

結カフェが大切にしていること

結カフェでは共生型地域交流拠点という役割を担う上で大切にしている事が3つあります。
それは次の3つです。

①ほっと安心できる場所

②繋がれる場所

③貸しスペースとしての場所

結カフェではこの3つを大切に活動を展開しています。
ここからは①~③を一つずつ詳しく見ていきたいと思います。

①ほっと安心できる場所
これには一息つくことができ地域の居場所としての機能が果たせたら嬉しい、そのような思いが込められています。

②繋がれる場所
これには人と人、人と機関、人と場所など、結カフェを通して繋がりを作りたい、繋がりが作れたら嬉しい、その様な思いが込められています。

③貸しスペースとしての場所
これには地域で何か取り組みがしたい人の後押しがしたい、その様な思いが込められています。
例えばですが、子ども食堂をしたい、地域の為の活動をしたい、その様な方にお貸しできる場所になれば、とのお話を聞くことができました。

名前に込められた思い

結カフェという名前にはある思いが込められています。
それはここを(結cafe)を起点に地域の様々な人を結びつけたい、人の手と手、心と心を繋ぎたい、その様な思いです。
「結(むすぶ)」という字からも分かるように「結cafe」とは人と人とを結ぶ、その様な想いが込められた場所なんですね。

結カフェ立ち上げに至った経緯

次に立ち上げに至った経緯について紹介したいと思います。
代表の吉田さんは結カフェ立ち上げ前は障害者施設に勤務されていたそうです。
在職時、吉田さんはコロナウイルス流行時に障害者の方が気軽に行ける場所がなく大変な思いをされていたのを目の当たりにしました。
障害者の方が(もちろんそういった方だけに限らずですが)気兼ねなく行ける場所があったら良いのでは!その様な思いから結カフェ立ち上げに至ったそうです。

カフェとして

この様に様々な想いがありできあがった結カフェですが、もちろん通常時はカフェとして営業をされています。
メニューは飲み物オンリーとなっています。(コーヒー、紅茶、ジュース等 / 各150円)
持ち込み可ですので、ドリンクは店内で注文し、フードは外で買ってから来店されるお客様も多いそうです。
ふらっと寄れる場所が欲しい、ちょっと喋れる場所が欲しい、そういった方には最適ですね。

また、店内はバリアフリー対応ですので車椅子の方でも安心して入ることができます。
入口にはスロープがあり、トイレも車椅子が入れる広さが確保されていますよ。

おわりに

今回は結cafeについての紹介でした。
結cafeは地域の架け橋となる様な場所であり、地域の人にとって必要な場所なのだと思いました。
人と人が繋がれる場所や機会って大切ですよね。
結cafeに興味を持たれた方、是非立ち寄ってみてくださいね。

INFORMATION

結cafe

  • 西宮市浜脇町6-2サンロイヤル浜脇103
  • 090-4831-1303
  • 10:00~16:00
  • 月・土・日
  • 阪神西宮駅から徒歩8分