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西宮で初詣|廣田神社

やおよろず(八百万)の日本の神様のなかでも第一位もっとも尊いとされる「天照大神之荒御魂(あまてらすおおみかみのあらみたま)」をお祀りしている由緒ある西宮市大社町にある廣田神社は初詣でも人気のスポットです。

西宮市で初詣で人気の神社は、西宮えびす神社、廣田神社、門戸厄神東光寺が上がります。どの神社もさすがに年末から正月にかけては人出が集中し廣田神社は約22万人の参拝者が訪れるとされ、やはり正月三が日は混雑します。12月末や、1月4日以降は参拝客が比較的少なく落ち着いて参拝できそうです。

写真はバス停から近い二の鳥居

アクセス:各駅からバスで行くのがおすすめ

東西南北に電車が走る交通では便利な西宮市南部ですが、各線駅から廣田神社まで歩いていくには距離があります。阪急西宮北口、阪神西宮、JR西ノ宮の主要駅からバスが出ており廣田神社前下車徒歩約3分なのでバスを利用するのがおすすめです。車なら国道171から神社まで広い廣田神社参道筋がまっすぐ伸びており、駐車場も神社入り口右手に無料100台収容があり行きやすいのですが、初詣や大きな行事のある時は朝から満車となりがちで、公共の交通機関のご利用が無難です。

静かな住宅街にある神社

西宮市の市役所前筋から国道171号線を超えて北へまっすぐ廣田神社参道筋が伸び、すぐに一の鳥居が現れよく舗装された参道筋沿いに神社の入り口まで気持ちの良い散歩道のような参道が続きます。境内境内面積約16000坪。廣田神社前のバス停からは徒歩約3分で二の鳥居からのお参りとなります。

歴史:兵庫県で第一の古社

”神功皇后(じんぐうこうごう)摂政元年(西暦201年)”に 神功皇后が天照大神の荒魂を祀られて創建された(我が国最古の国史書”日本書紀”より)。数ある兵庫県の神社のなかで”最古の神社”です。(廣田神社公式サイト)

廣田神社境内にある由緒の掲示

屋根を改修したきれいな拝殿

拝殿は昭和38年に築造されて60年が経ち、劣化が進んでいました。令和3年6月~10月に拝殿屋根銅板葺き替え工事が行われ、2022年の初詣では新しくなった拝殿にお目にかかれます。

京の西の宮 西宮の地名の由来

中世の貴族達にとって”京の都から西方にある特別に重要な神社”ですので、「西の宮」と称しました。近世になって、”末社の南宮や、現在の西宮えびす神社のある浜離宮を中心とした地域の地名となり”、現在の西宮市に繋がっています。(廣田神社公式サイト)

御利益:勝運、合格、開運祈願

勝運、合格、開運隆盛、子授安産、厄災消除、交通安全など強力なパワーで後押しをしてもらえます。

阪神タイガース必勝祈願 

毎年、シーズン開幕前に阪神タイガースの監督を始め、選手、球団関係者の方々が優勝祈願に参られます。タイガース絵馬も授与所にあります。

柄杓を使わない手水舎

時節柄、大勢の参拝客の安全を考慮し、手水舎の衛生面にも配慮が行き届き、前に立つとセンサーが働き水が出て、銘々が手に受けて清めます。

御朱印:廣田神社に参拝した証

御朱印はもともとは信者が納経した証としてお寺が授与していたものですが今では納経しなくてもお寺、神社で参拝の証として拝受できるようになりました。廣田神社の御朱印は御主神天照大神の御名が書かれたありがたい御朱印です。

周辺情報:4月には「コバノミツバツツジ群落」が見頃

春にはコバノミツバツツジが満開で境内奥に約2万株が咲き誇ります。昭和44年兵庫県指定天然記念物になりました。

清々しい参拝と気持ちの良い散歩

最寄りの駅が見当たらないのでぶらっと行ける場所ではなさそうですが、行ってみればきれいな歩きやすい参道と神社の静かで広い境内に迎えられ、ほっとします。参道近くには、カフェを併設したおいしいパン屋さんや、一の鳥居と国道171の中間ぐらいに美味しい人気のラーメン屋さんもあります。あちこちの神社を巡るのも楽しいですが、廣田神社で参拝、散歩もおすすめです。

INFORMATION

廣田神社

  • 兵庫県西宮市大社町7番7号
  • 0798-74ー3489
  • 参拝時間 通常9:00~5:00