CULTURE EDITORS CHOICE
2022.09.03 2022/12/01
ENA
地域密着型店舗を目指す!無印良品 西宮の子育て世代 座談会 vol.2
無印良品とニシマグで新店舗オープンに向けて企画「無印良品 西宮の子育て世代 座談会」第二回目です。
その内容はというと、 2022年秋にオープンする 無印良品 阪急西宮ガーデンズ をより地域に密着した、ファミリーに優しい店舗にしていくため、西宮の人たちも一緒になって考えよう!という企画です。
▼前回の内容はこちらから ▼
地域密着型店舗を目指す!無印良品 西宮の子育て世代 座談会 vol.1
この企画は、無印良品 阪急西宮ガーデンズ 店長の保正さんから新店オープンの件でお問い合わせいただいたのがきっかけで、 何か面白いことができないかなぁとお話していくうちに「 西宮の人たちが実際に思っていることをカタチにしたら面白そう! 」と思い、この企画となりました。
無印良品ってどの店舗も一緒じゃない!?
全国に497店舗ある(※2021年8月末現在)無印良品。
「そもそも売場面積の広さが違うだけでどこの店舗も一緒やろ?」
そう思ったあなた!!
今回オープンする無印良品 阪急西宮ガーデンズは違うんです。
実は2021年9月に新体制を発表した無印良品の運営元である株式会社良品計画は「第二創業」を掲げ企業理念を再定義しています。
良品計画は、「人と自然とモノの望ましい関係と心豊かな人間社会」を考えた、商品、サービス、店舗、活動を通じて、「感じ良い暮らしと社会」の実現に貢献することを企業理念とします。
MUJI REPORT 2021
またその企業理念を実現するための二つの使命のうちのひとつが、今回の企画にも繋がる地域への土着化が目標とされています。
第二の使命では、商品を販売している店舗が、単なる商売の場としてだけではなく、地域で生活者が集まる場となり、人と人をつなげコミュニティを形成する触媒となることや、スタッフが地域をよくする活動に自発的に貢献する人々の集団となる、ということを述べています。
MUJI REPORT 2021
「人と人をつなげコミュニティを形成する触媒となること」
この部分はニシマグのコンセプト「西宮の人と人を繋ぐことで、この街を今よりももっと面白い街に」と通ずるものがあります!!
そしてその実現に向けて、個店経営を軸とした地域密着型の店舗を目指しており、つまり「西宮ならではを詰め込んだ無印良品にする!」そんな想いでオープンに向け準備が進められております。
無印良品 阪急西宮ガーデンズのテーマは「地域密着」「子育て」「防災」
無印良品 阪急西宮ガーデンズをオープンするにあたって、定められたテーマは「地域密着」そしてこの二つ。
「子育て」と「防災」です。
そこで私たちニシマグは、ニシマグで活動しているライターや運営元(株)レックスの西宮に住む子育て世代を集め、無印良品と座談会を行い一緒になって地域密着型店舗を目指していきます!
無印良品と西宮の子育て世代 座談会 第2回開催!
今回の座談会には西宮に住む子育て世代 5名と、無印良品からは店長の保正さんと地域担当の古川さんに参加いただきました。
まずは進捗をご報告。
第一回の座談会で出たアイデアを元に、サブエントランスで展示する地域の情報の内容を、無印良品さんと西宮市役所の都市ブランド発信課に相談してきました。
西宮市の都市ブランド発信課の協力もあり、展示の内容の材料がそろってきました。
そこで今回の座談会ではその材料をもとに、どんな工夫をしたらよりよいものができるか。そんなお話をしていきます。
地域の情報を発信!日本酒の展示について
まず一つ目は「西宮ならではの情報を発信するスペースで日本酒について紹介するとしたらどんな工夫があると興味をもってもらえるか」について話します。
無印良品 阪急西宮ガーデンズ 店長 保正さん
西宮の日本酒にまつわる歴史や小話を展示しようと思っているのですが、それだけだと興味をもって見てもらえないので、何か工夫が必要です。
子育て世代
2月に酒開きがあるので、西宮にある酒蔵の情報を展示するのはどうでしょう?
子育て世代
いきなり日本酒についての展示があってもなかなか見ていこうという気にならないけど、無印良品の商品になら興味があるはず。
私だったら無印良品の商品である鍋の素と日本酒のマリアージュが紹介されていたら、思わず足を止めて買っちゃうかも。
無印良品 阪急西宮ガーデンズ 古川さん
確かに!無印良品の商品アピールできて一石二鳥ですね。笑
展示期間は数か月で入れ替える予定です。他の展示テーマとして、リサイクルやごみなどの「環境」というテーマや、毎年甲山で行っている「農業体験」に絡めた展示を考えています。
なにかアイデアはありますか?
日本酒の他に展示のテーマについて
子育て世代
リサイクルという観点で、家にある不用品を持ち込んだ作品作りのワークショップと絡めるのはどうでしょう?
子どもたちの作品を展示しても面白いかも!
子育て世代
「環境」というテーマで思い出したんですが、無印良品さんは古着回収も取り組まれていますよね。
無印良品 阪急西宮ガーデンズ 店長 保正さん
家にある役目を終えた『無印良品』の服やタオル、シーツを含む繊維製品を店頭へ持ちこむと、資源としてエネルギーに変えてくれる“リサイクル・リユース”の取り組み「BRINGプロジェクト」です。持ちこみいただいた方には「MUJI passport」で1,000マイルもらえるサービスを通年実施しています。
子育て世代
西宮の「環境」に関する取り組みの紹介と合わせて無印良品の取り組みも紹介されていると、いいですね。
農業体験だったら、西宮で採れた農作物の販売所を紹介したり、今日の晩御飯キットみたいな、料理ができる野菜のセット販売とかどうでしょう。
無印良品 阪急西宮ガーデンズ 店長 保正さん
サブエントランスの展示内容について、かなり具体的な意見がきけてイメージが膨らみました!
展示以外にも子育て世代のお買い物事情やお悩みなど、聞かせてください。
子育て世代
実はTwitterで個人的にアンケートをとってみました。
子育て世代300人に「無印良品で買い物をするとき誰と行くか?」の質問に対して「ひとりで行く」という答えが6割だったんです!
子育て世代
分かる気がします!
やっぱり子連れでの買い物は大変なので、ひとりでじっくり商品をみたい方が多いのかもしれません。
子どもを預けられたり、子どもが飽きない工夫があれば一緒でも安心してみれるかも!
子育て世代
お絵描きボードがついているカートがあったら、飽きずに遊んでくれて安心できそう!
子育て世代
無印良品で販売されている、手つき三輪車がレンタルできたらいいな!
他にもいろんなアイデアが続々!!!
子育て世代のならではのお悩みと意見がたくさん聞けました。
次回は・・・!
今回の座談会第二回目はこれにて終了!
第一回目の座談会で出た内容がより具体的に形になってきました。
次回の座談会は現地で行います!
オープン前の店内が見れることに今からワクワクしています。
西宮の情報発信を行うサブエントランスを見学して、より具体的にどのような展示ができるかを意見交換していきます。
次回も皆さん楽しみにしていてくださいね♪
無印良品 阪急西宮ガーデンズ 古川さん
皆さまからのご意見を伺い、自身が西宮に住んでいても新たな発見を頂きました。
この新たな発見を、無印良品で体験できる施設にしていきたいです。
今後ともよろしくお願いいたします!
無印良品 阪急西宮ガーデンズ 保正さん
座談会を通して、店舗の方向性が少しずつ固まってきたと感じます。
3回目の座談会でさらに具体的な「無印良品 阪急西宮ガーデンズ」を
作り上げてまいりたいと思います。
次回も何卒宜しくお願い致します。