甲子園｜ボリューム満点でリーズナブル！甲子園球場すぐ近くの老舗中華料理店

西宮が全国に誇るものといえば、今も昔も「甲子園球場」ですよね。今回はそんな甲子園球場の近くにある老舗の中華料理店「万里」をご紹介します。

お店は甲子園球場の向かい

お店は、阪神甲子園駅から甲子園球場方面に向かって歩いた5分ほどの場所にあります。大きなヤシの木が立ち並ぶ甲子園筋沿いに位置し、ららぽーとからも歩いてすぐの便利な立地です。甲子園球場のすぐ向かい側なので、野球開催時には、お店の外からは球場の盛り上がりが聞こえてくるほど。筆者の訪問時には、店内のテレビでは高校野球が流れていたのもあり、熱気が伝わってきました。

どことなく懐かしさを感じてしまう外観。おしゃれで新しいお店も素敵ですが、こういった昔ながらのお店も落ち着きますね。ディスプレイされたサンプルがどれもボリュームたっぷりで、リーズナブルな価格設定も嬉しいです。

気になる店内の様子は

早速店内に入ってみることに。筆者が来店したのは、平日のちょうどお昼どきだったので、休憩中らしきサラリーマン風のお客さんで賑わっていました。男性はもちろん女性のお客さんもちらほら。
(写真は退店時に撮影したものです）
8名ほど座れる大きな丸テーブルが2つと、4名掛けテーブルが3つと6名掛けテーブルが2つ。家族連れでもゆったりと座れるサイズです。

豊富なメニューはどれもリーズナブル！

メニューを見てみると、麺類、ご飯類、一品料理とそれぞれに豊富！さらに、定食やサービスセットといった、お腹が空いたときにも安心なボリュームたっぷりなセットメニューもあります。
(日替わり定食は、野球開催日を除く平日のみ）

気になるメニューが多く迷いましたが、筆者はおすすめメニューのひとつの、万里ラーメン（700円）と、ヤキメシ（570円）を注文しました。万里ラーメンは、壁にポスターも貼られていて、お店の看板メニューのようです。『コレを食べなきゃ始まらない』と言われると、食べないわけにはいきません（笑）

筆者はこの日、子どもと一緒だったので、『辛みを抜くことがでますよ』と注文時に声をかけてもらったのですが、辛いものは大好物。そこで、辛さのあるものを別添えにしてもらえないか確認してみたところ、快く承諾して頂けました。

イチオシの万里ラーメン

注文してほんの数分待つと、料理が運ばれてきました。
香辛料が後から混ぜられているのかと勘違いしていましたが、炒める時点で甘辛く味付けされているようです。ありがたいことに、器を分けて持ってきてくださいました。

一度このままの状態で食べてみたところ、透き通った透明のスープは、やさしい中華だしが効いており、ほんのりと塩気を感じる程度。取り分けてから、ラーメンの上に乗せて本来の食べ方で頂きます。

一口大の大きさの豚肉は、一度揚げられていてよりジューシー。豚肉と一緒に炒められたキャベツ、ニラ、もやしの3種の野菜は、ラーメンの中に入れてもしっかりしゃきしゃき食感。ピリリと後を引く唐辛子の辛さが多少ありますが、甘辛の醤油ベースにはコクが感じられます。辛いものが苦手な方は、オーダー時に伝えると調整してもらえますよ。

次はヤキメシを食べてみます。写真は普通サイズですが、こんなにてんこもり！もっとたくさん食べたいときには、大サイズ（730円）もあります。細かく刻まれた人参、ねぎ、ハムと卵というシンプルな具材ですが、だしがしっかり効いていてついパクパク口に運んでしまう美味しさ。どことなく甘みのある優しい味わいのスープも一緒についてきて、大満足な一品です。