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西宮で味わう和菓子特集vol.7~季節が感じられるものから銘菓まで幅広く揃うお店~

厳しかった冬の寒さもようやく和らぎ、春の訪れを感じられるようになってきましたね。西宮でおいしい和菓子をご紹介している本シリーズも7店舗目となりました!
今回は旬の食材をふんだんに使った季節が感じられるものから銘菓まで幅広く揃うお店を紹介します。

甲子園口駅からすぐとアクセス抜群!

ご紹介するのは、甲子園口にお店を構える「昇月堂」さん。昭和元年創業の歴史あるお店は、JR甲子園口駅から歩いてすぐのすずらん通り沿いにあります。

お店の前にはおすすめ商品の紹介が!

お店の前には、新商品や季節の和菓子の紹介がいくつも掲げられています。扉を開ける前からわくわくが止まりません!

店内は豊富な品揃え

早速中にお邪魔してみると、春を感じる明るい色の生菓子から地元甲子園ならではのさまざまな和菓子がずらり!

商品説明が細かく書かれており、名店でありながらも細かな気配りが感じられます。賞味期限が一目で分かりやすいので、進物でも選びやすいですね。

お祝いには欠かせない紅白まんじゅうやお赤飯も販売されています。

購入したのはこの3つ!

筆者が購入してきたのは、こちらの3種類!
いちご大福(税込378円)、すな餅(税込216円)、とら焼き(税込200円)の3種類を購入して、早速おやつの時間に頂いてみました上。

甘さ酸味のハーモニーがたまらないいちご大福

まずは、お店のあちこちからおすすめが伝わってきたいちご大福から頂いてみることに。


ぼってりしたフォルムが何ともかわいらしいです。中は、大粒のあまおういちごが贅沢に1粒丸ごと包まれています。いちご大福には、白あんを使うお店も多い中、こちらは小豆のあんこが使われています。

上の部分はあんこを入れず、下の部分のみに固めのこしあんがお目見え。ひと口食べ進めていくごとに違った味わいを楽しめる贅沢な一品です。小豆は十勝産、餅はこしひかりが使われており、素材にもこだわりが感じられます。酸味がしっかり感じられるジューシーなあまおうと、小豆の素材の甘さのハーモニーがたまりません!

甲子園球場の砂をイメージしたすな餅

お次は、甲子園銘菓のすな餅を開けてみます。黄色と紫の鮮やかな包み紙が印象的ですが、開けてみて納得!

このように広げると、きな粉を落とさずに食べられます。

ひとくちサイズのやわらかいおもちに甘さ控えめの香ばしいきな粉がたっぷり。甲子園球場の砂をイメージして作られた、甲子園ならではの銘菓です。

虎柄の見た目がインパクト大!

最後にとら焼きを頂いてみたのですが、なんともインパクトの強いこのビジュアル!甲子園球場といえばの虎柄が全体にあしらわれています。

今年は寅年なこともあり、とっても縁起がよさそうですね!
生地は蜂蜜が入っている分しっとりふわふわ。こだわりの生地にサンドされている丹波大納言の粒あんは、一粒一粒が大き目でしっかり歯ごたえが感じられます。ほっとしたいときに、一息つけるほどよい甘さが染み渡ります。

今回も大満足なおやつタイムが過ごせました。
甲子園口近くに来られる際は、ぜひ春を探しに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。