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JR西宮|住宅街に突如現れる、一風変わったねり胡麻どら焼のお店

筆者は西宮に住んで15年以上になりますが、いつも通る道は大体決まっているので、当然ながらまだ知らない道がたくさんあります。
そんな中、まだ通ったことのない道を何となく歩いていたところ、偶然発見したお店があります。

今回は「元祖ねり胡麻どら焼 池田屋」さんをご紹介します。

住宅街に突如現れる「どら焼」の看板

お店はJR西宮駅から南東へ徒歩 5分、阪急阪神国道駅から西へ徒歩 7分、西宮消防署の南側にあります。国道 2号線に近いとは言え、住宅街にお店があったので、正直なところビックリしました。

お店の前にメニューが出ていますが、どら焼のテイクアウト専門店のようです。

白ごま味、黒ごま味、白黒ごま味、バナナ味、ココア味、ピーナッツ味、ハチミツ梅味と、いろいろな味の皮があり、それぞれに粒あん、きな粉あんと 2種類のあんが選べるようです。また、夏季限定でかき氷なども出されている様子。気になったのでお店に入ってみました。

門をくぐると、向かって左側にカウンターがあり、そこでお店の方とのやりとりします。

中にも外と同じメニューの看板が置いてあったので、それを見ながら注文。今回は気になったココア味の粒あんを注文して持ち帰ることにしました。注文すると温かいどら焼を包んでくださいます。

ココア味のねり胡麻どら焼

さっそく持ち帰りました。

包み紙に「ココア」とわかりやすく刻印がされています。包みを開ける前から、何とも言えない胡麻の香ばしい匂いが…。ココア味なのに胡麻も入ってる?

一緒にいただいたチラシを見たところ、全てのどら焼にねり胡麻を練り込んであるそうです。なるほど、それならこの胡麻の香ばしい匂いも納得できますね。それにしてもココアに胡麻…どんな味なのか想像できません。興味深い!

メニューも載っていました。お店の前の看板にあったものと同じですね。よく見ると「名物 きな粉あん」との記載が。それならきな粉あんにしておけばよかったと思いつつ、包みを開けてみます。

包みを開ける前から胡麻の香ばしい匂いがしていましたが、包みの中にはラップされたどら焼が入っていました。そのラップを外すと胡麻の香りはさらに強くなります。一見薄そうに見えますが…

切ってみるとこの通り。結構な分厚さがあり、粒あんがギッシリ詰まっているのがわかります。では、温かいうちにいただきます。

皮は比較的薄めですが、やはり胡麻の風味を感じます。その風味の中にもかすかなココアが。皮も面白いのですが、中身の粒あんの存在感が圧倒的。塩味の効いた柔らかい粒あんがたっぷり入っていて、口の中に優しい甘さが広がります。粒あんとココアの甘さ、そしてねり胡麻の風味。これは食べた人にしかわからない味ですね。

今回はおやつにいただきましたが、1つで十分な満足感を得られました。ベーシックな「白ごま」「黒ごま」も気になりますが、「ハチミツ梅」の「きな粉あん」にするとどんな味になるのか…興味は尽きないですね。

お持ち帰り専門店ですが…

JR西宮駅から南東へ徒歩 5分、阪急阪神国道駅から西へ徒歩 7分、西宮消防署の南側にある「元祖ねり胡麻どら焼 池田屋」さんをご紹介しました。

お店の入口のテーブルが気になったので、お店の方に聞いてみました。「お持ち帰り専門店」とありますが、テーブルで食べる方もいらっしゃるそうで、お好きなようにどうぞとのことでした。かき氷などを食べられる方は、ここで楽しむ方が良いかも知れませんね。

一風変わったどら焼が楽しめますので、気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

INFORMATION

元祖ねり胡麻どら焼 池田屋

  • 〒663-8247 兵庫県西宮市津門稲荷町 3-11
  • 090-1711-4355
  • 9:00-17:00
  • 不定休
  • JR西宮駅から徒歩 5分、阪急阪神国道駅から徒歩 7分