GOURMET

西宮北口|夕方から深夜まで営業! 駅近の洒落た空間でいただく本格中華!

本格的な中華料理というと、コックコートを着た怪しいヒゲの老人が、大きな中華鍋を軽々と振って、高火力で一気に仕上げるイメージがあります。料理は抜群に旨いのですが、お店の床は油でツルツルなのが定番。
しかし、そのイメージは完全にオールドスタイルだと思い知らされました。

今回は古い考えを破壊してくれた「中華屋食堂 Shin-Shin」さんをご紹介します。

阪急西宮北口駅から北西へ徒歩 2分のところにあるお店

お店は阪急西宮北口駅の北西口から北西へ徒歩 2分のところにあります。文字にするとさらにややこしい…。
西宮北口駅からは、北西口を出て階段を降り、にしきた公園を抜けて津門川の川沿いを進めばすぐに見えてきます。
「中華屋食堂 Shin-Shin」さんは以前から営業されているのですが、営業時間が17時半から深夜 1時までなので、なかなか行く機会がありませんでした。
以前、アクタ西宮の東にあった「西北ラーメン ひょんなことからはじめました」が移転してリニューアルオープンされたお店です。移転前はラーメンのお店でしたが、移転後は本格的な中華料理を出されるお店になっています。

お店の壁にはメニューが出ています。いかにもお酒が進みそうなメニュー構成!

お店の中はとても落ち着いた空間。個室はありませんが、布製のパーテーションで仕切られたテーブル席がいくつかあります。逆に個室よりこっちの方がお洒落な感じまでします。

メニューです。
想像以上に本格的な中華料理が並びます。かなりの数の中華料理店にお邪魔してきましたが、ピータンを食べられるお店はなかなかありません。
どれも美味しそうですが「牛ハラミレバー炒め」「毛沢東チキン」「麻婆麺」あたりが気になります。

ドリンクメニューも豊富。
紹興酒が年数によって分けてあるのは初めてみました。ソフトドリンクが比較的お手頃価格なのが嬉しいところ。

さらにウイスキーもあります。

そして本日のオススメメニュー。
「カキフライ ザーサイタルタル」「板春雨と茄子の煮込み」「豚足ニンニク炒め」あたりが気になります。

今回もかなり悩みましたが「麻婆麺」を注文しました。

麻婆麺 900円

今回もほぼ開店と同時にお邪魔したので、他にお客さんはいらっしゃいませんでしたが、しばらくすると予約のご家族が来られて、布製のパーテーションで仕切られたテーブル席に案内されていました。やはり人気のお店のようです。…いろいろ考えていると、お料理が届きました。

いかにも旨そうな「麻婆麺」! 「こちらもお使いください」と花椒も置いていって下さいました。
既にこの段階で、香りだけで旨い麻婆麺であることは確定! さっそくいただきます!

まず麻婆から。大きめのゴロッとした豆腐が入っています。通常の麻婆豆腐よりも辛く仕上がっていますが、その中にもどこか甘さを感じる麻婆です。口に含んだ時に鼻から抜ける独特の香辛料の香りが胃袋を刺激し、ご飯が欲しくなりますが、この子は麻婆麺。すぐさま麺を口へ運びます。

麺は細めのちぢれ麺。ちぢれ麺なので、麻婆がよく絡みます。もちもちした食感が麻婆麺との相性抜群。辛さが食欲を刺激し、無限ループに陥るため、これはいくらでも食べられそう! ヤバい! これはアルコールに合わないわけがない!

せっかくなので花椒も使ってみます。

花椒を振りかけると、さらにエッジのある鋭い味に。
ただ、花椒を使うと水を飲んだ時に舌が痺れて違う味になるので、アルコールなど他のドリンクを飲む方もご注意を!

本当に美味しかったです! ごちそうさまでした!

筆者の胃袋力は回転寿司10皿分ですが「中華屋食堂 Shin-Shin」さんの「麻婆麺」をいただくと、ちょうどいい感じです。他にも魅力的な中華料理が揃っていますので、物足りなさを感じた方は他のメニューもぜひご賞味下さい!

想像以上に本格的な中華料理のお店

今回は阪急西宮北口駅の北西口から北西へ徒歩 2分のところにある「中華屋食堂 Shin-Shin」さんをご紹介しました。

正直なところ、お酒をメインにちょっとした中華料理を楽しむお店かと思っていましたが、とんでもない誤解でした。本格的な中華料理と、それに合うお酒が楽しめる、お洒落なお店です。

西宮北口近辺で本格的な中華料理を食べたくなった時はもちろん、仕事帰りや、大切な人と素敵な時間を過ごす場所としても、オススメのお店です。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

INFORMATION

中華屋食堂 shin-shin

  • 〒662-0832 兵庫県西宮市甲風園1丁目 6-2
  • 050-5457-0228
  • 17:30-1:00
  • 日曜日
  • 阪急西宮北口駅から徒歩 2分