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JR西宮|スイートポテトをこえた!? 西宮でも数少ない熟成焼き芋の名店

筆者がまだ子供の頃、秋になると「ポー!」という音と共に「石焼き芋」のあの歌が聞こえてきたものです。
西宮に住み始めてからも、何度か石焼き芋の車を見たことはありますが、最近は本当に少なくなってきました。

今年もそろそろ焼き芋の季節ということで、今回は熟成やきいも専門店「おいもや 芋笑」さんをご紹介します。

JR西宮駅から北西へ徒歩 9分のところにあるお店

お店はJR西宮駅から北西へ徒歩 9分、山手幹線沿いにあります。
以前、ニシマグでも紹介した「ホルモン第一本舗」さん、「中華Kitchen れんげ」さんのすぐ近くです。

「おいもや 芋笑」さんには何度か足を運んでいたのですが、焼き芋のシーズンオフの期間でお休みされており、2022年10月1日より営業を再開されたと聞いたので、さっそくお邪魔しました。

「おいもや 芋笑」さんは「熟成やきいも」のテイクアウト専門店。

収穫されたさつまいもを一定の温度、湿度下で一定の期間、管理することにより、さつまいものでんぷん質が糖化し、水分と甘み、うまみが増します。熟成されたさつまいもを使うことで、より甘く、美味しい焼き芋が出来上がります。

この日、置いてあったお芋さんは「里むすめ」「べにはるか」「シルクスイート」の 3種類。

「里むすめ」は昔ながらのホクホクした食感。「べにはるか」は定番のさつまいも。「シルクスイート」は滑らかな食感で上品な甘さが特徴です。お店の方にお聞きしたところ、「里むすめ」はどちらかと言えばかため、「べにはるか」「シルクスイート」はやわらかめだそうです。

どれを買うか悩みましたが、筆者はホクホクした食感よりも、しっとりした食感の焼き芋が好きなので「べにはるか」と「シルクスイート」を 1つずつ買ってみました。帰ってさっそく食べてみます!

わかりやすいパッケージが嬉しい

さっそく持って帰ってきました。
お芋の状態で一緒に入っていたら、焼き芋シロウトの筆者では見分けがつかなかったので、わかりやすいように分けて、パッケージにハンコが押してあるのは嬉しいですね。これなら間違いません!

シルクスイート

お芋からもう蜜が溢れてしまっているので「シルクスイート」からいただきましょう。

断面はこんな感じ。非常になめらかで、きめの細かい印象を受けます。

筆者の知っている「ホクホク」の焼き芋とは違い、しっとりとして水分を多く感じますが、非常になめらかでとても甘い、美味しい焼き芋です。焼き芋というよりも、スイートポテトといったほうがしっくりきます。これは美味しい!

べにはるか

続いて「べにはるか」。筆者が好きなお芋さんです。

断面はこんな感じ。わかりにくいですが「シルクスイート」ほどのきめ細かさはないものの、蜜が多く、より甘そうな印象を受けます。

実際に食べてみると「シルクスイート」よりもしっとり感が強く、粘り気があり、とにかく甘さが際立つお芋です。これは下手するとスイートポテトより甘いのでは?と思ってしまうほど。これはどっちもうまい!

お店の説明には、どちらとも「専用の遠赤外線オーブンで熟成焼きしているため冷めてもおいしく、時間が経つほど甘くなります」とありました。これ以上甘くなるというのか…。ちなみにどちらも冷蔵庫で 5日間保存できるそうです。

焼き芋以外にも気になる商品がたくさんあるお店

今回はJR西宮駅から北西へ徒歩 9分、山手幹線沿いにある熟成やきいも専門店「おいもや 芋笑」さんをご紹介しました。

焼き芋やさんは女性のお客さんが多いイメージでしたが、お店の方にお聞きしたところ「おいもや 芋笑」さんのお客さんは特に隔たりもなく、幅広い層のお客さんが来られるそうです。

「おいもや 芋笑」さんでは焼き芋の他にも、ホクホク食感のお芋にたっぷり蜜のかかった「蜜大学いも」、カリッとした食感にお芋のあんこがぎっしり詰まった「芋かり饅頭」、本わらび粉と紫いもを加えたもちもち食感の無添加わらび餅「紫芋わらび餅」、焼き芋から作った濃厚な「自家製スイートポテト」など、気になる商品がたくさんあります。焼き芋とスイートポテト、どっちが甘いのか食べ比べもできますね!

焼き芋のおいしいシーズンになってきました。
少し寒くなってきたこの時期、「おいもや 芋笑」さんの温かくて甘い焼き芋を食べて、ホッと一息ついてみてはいかがでしょうか。

INFORMATION

おいもや芋笑