阪神国道｜トーストはもちろん生でもおいしく耳までうまい！欲張りな食パン！

　みなさん、朝は何を食べていますか？

　筆者は自宅ではご飯の方が多いですが、記事を書くようになってから、喫茶店のモーニングなどでもいろいろなトーストをいただいてきました。トーストにする食パンにも、ハードな食感のものから、ふわっふわのものまでさまざまな種類が出ているので、自分にあった食パンを探しながら、いろいろ楽しんでいます。

　今回は、自分好みの食パンを探すべく、西宮市で食パン専門店をされている「食パンNico」さんをご紹介します。

2018年オープンの食パン専門店

　お店は、阪急阪神国道駅から西へ徒歩 4分、JR西宮駅から南東へ徒歩 5分、国道 2号線沿いにあります。ニシマグでも紹介させていただいた「長崎伸栄堂」さんのお隣です。

　「食パンNico」さんは2018年にオープンされた食パン専門店。同じく国道 2号線沿いで、西側にある西宮のゲームの聖地「おじゃま館西宮店」さんのちょうど向かい側にお店を構えておられましたが、卸売市場の改修にともない、2021年に現在の場所へ移転されています。

　友人のお土産にと、以前の店舗で購入したことがあるのですが、筆者も食べたことがないのでとても楽しみです。

　上質食パン「笑みちゃん」が看板メニュー。雑誌でも取り上げられ、グルメコミュニティサービス「SARAH」が主催する、メニューごとに至極の一品を表彰するグルメアワード「SARAH JAPAN MENU AWARD」でも、関西の食パン部門で2019年、2021年に星を獲得されるなど、高く評価されています。

　では、さっそくお店の中へ。

　お店に入ってすぐのところにレジカウンターがあります。お店の方に「今日はまだ残っていますか？」とお聞きすると、「ありますよ！」と笑顔で返してくださいました。筆者がお邪魔したのは平日の15時過ぎだったのですが、前日はこの時間でもう売り切れていたとか。凄まじい人気ですね！

　「笑みちゃん」のほかに、「笑みちゃん」と発酵バター、奄美大島などで採れるサトウキビを100%使用した国産の砂糖で仕上げた「笑みちゃんラスク」があったので、こちらも購入させていただきました。さっそく帰っていただきましょう！

「笑みちゃん」は1.5斤の大きさ！

　さっそく持って帰ってきました。「笑みちゃん」は、1.5斤の大きさ！購入日を含めて3～4日くらいはもつそうです。万が一、食べきれない場合はスライスしてから1枚ずつアルミホイルやラップに包んで冷凍保存するといいそうですが、買ってきたばかりの状態が一番おいしいはずなので、早めに食べたいですね！

食べだしたら止まらないカリッカリのラスク

　まずは「笑みちゃんラスク」からいただいてみます！

　このあといろいろと書きますが、最初に端的に言ってしまうと「めちゃくちゃうまいラスク」！これまで食べたラスクの中でも間違いなくトップクラスのうまさ！これはマジでうまいです！！

　耳にも鮮やかなカリッとした食感の後、ジワッと甘みが襲いかかります。他のラスクと比べて厚みがありますが、軽快に食べられるので罪悪感もなく、後を引く味なので本当に手が止まりません。どれだけ自分を制御できるかが運命の分かれ道。明日はどっちだ。

　そして「笑みちゃん」。ものすごい存在感です。なんとも言えないいい香りが部屋いっぱいに広がります。

　せっかくなので分厚く切ってトーストにしてみました。サクッと軽快な食感ながら、驚くほどやわらかい口当たり。「外はサクッと中はふんわり」を地で行く、王道ながらそれだけではない深みを感じる食パンです。

　小麦の香りが鼻に抜け、しっかりとバターを感じますが、これは外側というよりも中側から。バターをたっぷりと塗りましたが、蛇足だったかもと思ってしまうほど。しかも耳までしっかりうまい。いやぁ、これはうまいよ。

　その後、トーストせず生でも食べてみましたが、まるでデニュッシュのようなバターの風味。トーストしても間違いなくおいしいですが、筆者は生がより好きかも。焼いていないので、もっちもちの食感が楽しめます。このうまさならサンドウィッチにも最高でしょうね！