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2023.07.01 2023/06/12
センター
西宮北口|さまざまなうなぎ料理が味わえる「うなぎ小鉢づくし御膳」!
毎年夏場にやってくる「土用の丑の日」。そもそも「土用」とは、立春、立夏、立秋、立冬の直前の約18日間のことを指すようです。なので、厳密に言うと夏以外にも「土用の丑の日」はあるそうですが、一般的には夏のことを指します。
日本では、もともと丑の日に「う」の付くものを食べるという習慣があり、夏の丑の日には、暑い時期に体力を回復するため、滋養強壮のために「うなぎ」を食べる習慣が根付いたのだとか。(平賀源内説など諸説ありますが…)
さて、この間、阪急西宮ガーデンズからアクタ西宮へ自転車で向かおうとしていました。その場合、阪急西宮北口駅近くの地下道を通ることになるのですが、地下道の入口付近に…
気になる看板を発見。どうやら「うなぎ」が食べられるお店が、ここから徒歩 2分のところにあるようです。
なので、今回は「土用の丑の日」には少し早いですが、西宮北口駅付近でおいしいうなぎ料理が食べられる「うなぎ割烹 善」さんをご紹介します。
阪急神戸線沿いにある「うなぎ割烹」
お店は、阪急西宮北口駅から東へ徒歩 2分、阪急神戸線沿いにあります。「窯焼ピッツァ&肉バル ビステッカ」さん、「Sabio Cafe」さんと同じ並びです。
「うなぎ割烹 善」さんは、2023年3月1日にオープンされた、本格的なうなぎ割烹料理が食べられるお店。
お店の前にはさっき見た看板が出ていました。10種類の小鉢が楽しめる「うなぎ小鉢づくし御膳」に「うな重 上」「うな重 特上」が用意されていて、テイクアウトもできるようです。
こちらにはさらに詳しく書いてあるお品書きが出ていました。写真が小さくて申し訳ないのですが、さきほどの看板のメニューのほかに「うな重 並」「白湯ひつまぶし」、さらには一品メニューも用意されているようです。
おそらく中にもメニューがあると思いますので、さっそく店内に入ってみましょう!
店内は、カウンターのあるお寿司屋さんのような落ち着いた雰囲気。カウンター席をはじめ、テーブル席もいくつか用意してあります。やわらかい暖色の照明が、優しい雰囲気を演出してくれる、そんなおしゃれなお店。店内の様子は公式Instagramに上がっていますので、そちらもご参照ください。
メニューです。
外においてあったものと同じですね。今回もかなり悩みましたが、いろいろ食べてみたいので「うなぎ小鉢づくし御膳」をお願いしました。
「うなぎ割烹 善」さんでは、国産の活けうなぎを使用されているとか。正直なところ、筆者もいろんなお店を回ってきましたが、うなぎをメインに提供されているお店は初めてなので、かなり緊張しています。…と、料理が完成したようです!
さまざまなうなぎが楽しめる「うなぎ小鉢づくし御膳」!
おぉ!! これは豪華! 彩りも鮮やかなので圧巻です。では、さっそくいただきましょう!
まずは「うなぎの三杯酢和え」から。
ふわっとした食感と甘さが感じられるうなぎを、お酢でキュッと引き締めた切れのある味わい。きゅうりとわかめの食感もいいアクセントになっています。お上品でおいしい!
続いて「ゴーヤ土佐和え うなぎのタタキのせ」。
これもうまい! 味の染みたゴーヤにかつお節の風味、そこにうなぎの香ばしさが加わってなんとも言えないうまさ。ゴーヤの苦味もちょうどよく、うなぎもうまみが濃いのでごはんがガンガン進みます!
「半助豆腐」。
大阪の郷土料理で、「半助」とは、うなぎのかば焼きを作ったときに切り落とした「うなぎの頭」の部分のこと。うなぎの味はそこまで濃くはないですが、独特の風味と味わい、そして出汁のうまみがすごい。これもうまい。
「ふろふき大根」。
ミニサイズで、味がよく染みているのでうまい。これもごはん案件ですね。
そして「うなぎと旬野菜の蒸し物」。
これもすごい。うなぎをはじめ、パプリカ、さつまいも、おくら、かぶ、玉ねぎなど、さまざまな野菜が一緒に蒸されています。店員さんが「岩塩をかけてお召し上がりください」と教えてくださったので…
サッと岩塩をかけていただきます!
おぅ、これもうまい! うなぎ本来の甘さとうまみが感じられ、それを塩がさらに引き出している感じ。これもごはん案件ですね。
野菜も本当にうまい。筆者は玉ねぎがダメな人ですが、この蒸し玉ねぎはおいしくいただけました。さつまいももたっぷり入っているのでボリュームも満点。
「肝と煮玉子」。
うなぎの肝特有の香りと苦味、それを煮卵の優しさで受け止めている一品。これもうまい。ごはんも進みますが、お酒を飲む人にはたまらない味なのではないでしょうか。筆者は飲めないからわかりませんが…。かかっているタレにも肝の風味を感じる、こだわりの一品。
次は「うなぎ揚げ出し」。
これ、めちゃめちゃうまい! 筆者が単純に天ぷら好きだということもあるでしょうが、本当においしい揚げ出しです。これはごはんがガンガン進む! 左側に見えるのがうなぎで、右側は玉ねぎです。
「ごはん」。
はるか昔から日本の食卓を守り続けてきた、気高きガーディアン。あなたがいてくれるだけで、どれだけの国民が笑顔になれたことでしょう。今日もキマってます。日本の農家のみなさん、本当にいつもありがとうございます。
そして「うなぎの白焼き」。
これがうまいんです。表面はサクッと、中はふんわりしていて、かむほどにうなぎ本来のうまみが口いっぱいに広がります。そこにわさびが合う。ちょっとだけ岩塩をかけてもおいしくいただけます。かば焼きしか食べたことのない人には、ぜひ味わってほしい一品。…ごはんがなくなってしまいました。
…と、いうことでごはんをおかわり! そうなんです。「うなぎ小鉢づくし御膳」は白ごはんのおかわり自由! これは嬉しい!
まだあります。お次は「長芋そうめんとうなぎ骨せんべい」。
これも本当にうまい! バリバリ食感のうなぎの骨せんべいはごはんにもお酒にもきっと合う味わい。長芋そうめんもつるっとした食感で、出汁がよく絡んでさっぱりとおいしくいただけます。これもごはん案件か。
そして最後は「うなぎ出汁の吸い物」。
これも上品でおいしい。優しいお出汁の味が楽しめるので、ほっとできる一品です。「自家製ぬか漬け」で残りのごはんをいただいて大満足。はぁ、おいしかった。
ごちそうさまでした! おいしかったです!
筆者の胃袋力は回転寿司10皿分弱ですが、「うなぎ割烹 善」さんの「うなぎ小鉢づくし御膳」をいただいて、ごはんをおかわりするとおなかいっぱいです。ホントに。それでもまだ食べたい人は、一品メニューの「うなぎの白湯ラーメン」を頼んでみるのもいいんじゃないでしょうか。こちらも公式Instagramに上がっていましたので、参考にしてみてください!
たまにはちょっとぜいたくに
今回は、阪急西宮北口駅から東へ徒歩 2分、阪急神戸線沿いにある「うなぎ割烹 善」さんをご紹介しました。
われわれのような庶民にとって、うなぎは高根の花。でも、読者のみなさんも日々、さまざまなフィールドで頑張っておられると思います。そんな頑張った自分へのご褒美に、お店へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
次回は「うな重」も食べてみたいと思います!
※価格、営業時間、メニューなどは当時のものです。詳しくはお店でご確認ください。
INFORMATION
うなぎ割烹 善
- 〒663-8204 兵庫県西宮市高松町 16-9 神田ビル 1F
- 050-3092-0015
- 11:00-14:00
- 18:00-23:00
- 月、火曜日
- 阪急西宮北口駅から東へ徒歩 2分
- https://www.instagram.com/unagikappozen2022/