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武庫川女子大学付属中高のメタセコイア並木

メタセコイアは成長すると高さ30メートル以上にもなる、スギ科の落葉高木です。昭和16年に化石学者の三木茂先生が、日本で出土した化石をもとにスギ科メタセコイア属という新しい属を創設しました。

当時メタセコイアは絶滅した植物とされていましたが、昭和21年に中国四川省で生き残っているのが発見され、以後世界各地に植えられるようになりました。

三木茂先生は晩年、武庫川女子大学薬学部の教授をされていました。

現在、武庫川女子大学付属中高の敷地周辺には、見事なメタセコイアの並木があります。緑滴る初夏、赤く色づく秋は言うに及ばず、冬空を真っ直ぐに突き刺すような冬枯れの姿にもまた趣があり、四季折々に人々の目を楽しませてくれています。

INFORMATION

武庫川女子大学付属中学校・高等学校

  • 西宮市枝川町4−16
  • 阪神バス 武庫川女子大学付属中高