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広田山公園

西宮のランドマークである廣田神社。その境内を横道にそれると、市中なのにも関わらず小さな緑の山が広がっています。かつては廣田神社の鎮守の森だったのでしょう。公園として整備されており、その名を広田山公園といいます。

市役所のサイトによると、廣田神社の敷地の一部を市が無償で借り受け、公園として開放しています。緑豊かで、季節により様々な野鳥が顔を見せる自然を残した公園です。

兵庫県により天然記念物に指定されている「コバノミツバツツジ群落」は特に有名で、サクラの季節に共に満開となる姿が美しいと評判です。通常のツツジよりも開花時期が早いようで、GW中に取材した際にはほんの少しだけ、名残の花が見られる程度でした。

公園内は足元は舗装されているところが多いですが、しっかりとアップダウンがあり、「山」を感じることが出来ます。木々が道の左右から覆いかぶさる緑のアーチの中を通るときには、自分が街中にいることを忘れさせてくれます。

遊具などはありませんが、公園らしくベンチで休む人、オープンスペースではレジャーシートを広げてくつろぐ人、楽しそうな子供の声と幅広い層に愛されている公園です。神社側から一番高いところまで登っていくと、GWの陽気ではうっすらと汗ばむ運動量のためウォーキングに利用する人もいました。

※神社境内はペット入場不可のため、ペットとの散歩の場合は境内を通らない道をご利用ください。

INFORMATION

広田山公園