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ウィルキンソン鉱泉(生瀬の森公園)

現在はアサヒ飲料から発売されている炭酸水ブランド「ウィルキンソン」。かつては西宮で作られていたそうです。

そもそも1889年に宝塚温泉付近で最初の鉱泉がウィルキンソン氏により発見され、1890年炭酸水が販売開始されました。その後、1904年鉱泉の資源枯渇により、現在の生瀬地区に新たな鉱泉を見つけ、ウィルキンソンの工場が作られたという歴史があります。

現在もGoogleによって検索を行うと、出てくるのがこの「ウィルキンソン鉱泉」です。生瀬武庫川町の生瀬小学校の後ろにポイントが出てきます。

ぐるっと小学校を回り込むと、生瀬の森公園があります。この公園に隣接したエリアにウィルキンソン鉱泉はポイントされています。公園の境目がどこなのかはよくわからないのですが、山の中のエリアとも隣接しており歩くことが可能です。

実際に行きGPSでほぼポイントと合致する地点を確認してみましたが、特に目印となるものは残されていませんでした。木陰の中で枯葉が堆積しています。近隣の山中に流れる川では赤錆色が沈んでおり、近辺の地下水には鉱物が含まれることが見受けられます。

このエリアは小高い丘もしくは山になっており、自然豊かな公園です。山中ではカナヘビ、カエル、腹の赤い両生類(イモリかな)などが見られました。ただし、非常に蚊が多いため注意が必要です。

INFORMATION

生瀬の森公園

  • 〒669-1104 兵庫県西宮市生瀬武庫川町2−2
  • JR福知山線生瀬駅より徒歩10分