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門戸厄神|駅前の人通りを眺めながら、アップルパイを

門戸厄神の西側の出口から道路を挟んで向かい側に立つビルの一階、今回うかがったNAGASAKIYA ROASTERYはあります。2020/09/07にリニューアルオープンしたばかりで、店舗の入り口には多くの花が飾られていました。通りに面して全面ガラス張りでとても入りやすい雰囲気です。

朝はコーヒーだけじゃもったいない

こちらのお店は11時までモーニングメニューが提供されています。せっかく朝から来たので、頼まない手はありません。この日は甘いもの欲が強く、あんバタートーストに目が引き付けられてしまいました。

店内ではガラスのショーケースの中に、お店の一押しであるアップルパイが並んでいます。ホール、カットに加えて、他のフルーツを使ったものや、クリームチーズ、チョコ等を使ったものなど複数の種類があるようです。この日は一番の定番と思われるダッジ ダマンド アップルパイを1カット注文しました。

この時点でダッジはオランダを意味する「 Dutch」と考えていたのですが、後から見るとスペルが違いますね。Googleに聞いてもよくわからなかったため、意味が気になる場合はお店の方に聞いてみてください。

店内にはパンを焼くスペースやパン他の商品販売をしているスペースもあります。

ドリンクも種類が多く、お昼時にはハンバーガーのメニューもあるようです。

店内は打ちっぱなしの床に落ち着いた緑系の壁。そして大きくとられた窓。窓際のカウンターに腰を下ろしました。窓は開けてあり、風が心地よいです。線路と踏み切りが見え、通り過ぎる人を眺めているだけで時間が過ぎていきそうです。

お客さんがいらっしゃったため写真はないのですが、店内はかなり広く、 四人掛けテーブルが8つ。八人掛けテーブルが2つ。二人掛けテーブルが2つ。さらにカウンター席という構成です。また、セルフ方式のため、コーヒーの焙煎マシンの横に返却台があります。

朝九時過ぎに伺ったのですが、すでに多くの奥様方が会議を始めていらっしゃいました。店内に静か目に流れるJAZZによって、そこまで気になりません。

床は完全にフラットですので、ベビーカーや車いすでも利用しやすくなっています。また、WiFiは入れていないようで、店内でPCを使っている人はいませんでした。甘味を楽しむお店でPCを広げるのも野暮かもしれませんね。

注文後、セルフ式ですのでレジでアラームを受け取り、席で待ちます。

朝の甘いものは目が覚める気がする

トーストはホカホカのフカフカでバターが溶けかけているのが食欲をそそります。コーヒーは船の柄のカップですっきりとした立ち姿。アップルパイは、パイ生地のメッシュがかかっているベーシックな形です。

トーストはアンコの甘味とバターのほんのり塩気で食が進みます。主役はバターかもしれません。トーストはものすごくしっとり、柔らか。

コーヒーはスッキリした味わい、酸味の感じられるものでした。

アップルパイはかっちりしてそうな見た目から、やわやわとろとろのりんご。生地はサクサク。シナモンもかけていないようなので、りんごとカスタードクリーム(?)のこくがストレートに味わえます。

コーヒーで口の中をスッキリさせながら、次の一口が待ち遠しい。大きさは普通ですが、あんバタートースト、アップルパイとも食べ応えは強いです。

そういえば、生まれてこの方、パイ類を上手に食べられた記憶がありません。ボロボロに崩してしまうのは私だけなんでしょうか。等、あまり意味のないことを考えつつ。

ごちそうさまでした。

モーニングの時間帯から、グループやお一人様のお客さんが複数入っていました。評判が良いのでしょう。前身、前前身のお店と合わせて60年続くお店なのだから、人気があるのは確かなのでしょう。今度はパンをテイクアウトしてみようかな。

INFORMATION

NAGASAKIYA ROASTELY

  • 〒662-0825 兵庫県西宮市門戸荘17−48 松本ビル
  • 0798-52-0077
  • 08:00~20:00(モーニング08:00~11:00、水曜日は08:00~18:00)
  • 第二、第四水曜日(2020/10~)
  • 阪急今津線門戸厄神駅より徒歩1分