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甲子園|食べると元気になる!ぽってりキュートでパワフルなハード系パン屋

甲子園筋から旧国道を武庫川方面に進むと見える、ブルーのシェードが爽やかで印象的なベーカリーショップ。

こちらが、今回お伺いしたベーカリーウエダです。

2019年のオープン以来、地元で愛され続ける密かな名店で、エントランスではラガディ アン&アンディのぬいぐるみが歓迎してくれます。

お若いご夫婦で営まれるかわいいお店、早速入ってみましょう。

シンプルかつ素朴なパンのラインナップ

この日お伺いしたのが15時頃と遅めだったこともあり、パンはほとんど売り切れていました。

ベーカリーウエダ名物と聞いていたアップルパイに出会えなかったのは無念・・・。

でも定番かつ大人気商品であるハード系食パンのパンドミのほか、バタールなどのハード系お食事パン、ブリオッシュ生地の甘いおやつパンやメロンパンは残ってくれていてよかったです。

やはりお目当てのパンを求めるなら、もっと早い時間がおすすめですね。

日によって売れ筋は変わるものの、遅い時間になると売り切れ続出の大人気店なのです。

ちなみに、バケットやバタールは、電話予約で取り置きもお願いできるそうですよ。

確実に欲しいパンがあれば、お取置きを活用しちゃいましょう。

今回お持ち帰りしたパンは・・・

ベーカリーウエダといえば外せないハード系のパン。

パンドミも気になったのですが、ずっしり中身の詰まった重いハード系パンが食べたかったので、今回はバタールをチョイスしました。

同じフランスパンでも、皮の部分をメインに楽しみたい時は、バケットを選択するのがおすすめのようです。

と偉そうに蘊蓄をお披露目してみせたように見せかけて、本当はこれ、パンに添えられたポップに書かれていた内容でした。

ブライトカラーなネイビーのカードには、商品名と共に値段、そしてそれぞれのパンの一言コメントが添えられています。

可愛くて読みやすくデザイン性抜群でありながら、知りたい情報を的確に教えてくれる心配りがステキです。

この他には、パンオショコラ、マスタードフランク、クロワッサンをお持ち帰りしました。

入店した時も、帰る時も、にこやかな笑顔の接客にもほっこり癒されましたよ。

ぽってり小悪魔なパンオショコラ

ぽてっとした形状が可愛らしいこちらが、パンオショコラです。

ほんのり甘いブリオッシュ生地で、ミルキーでありながらほんのりビターなショコラを包んでいます。

外側はパリっ、内側はしっとり。

焼き加減も最高です。

ブリオッシュのバターの風味と、ショコラが絡み合い、ぺろりと平らげてしまえる悪魔的美味しさでした。

丁寧な仕事ぶりが際立つ正統派クロワッサン

バターの香りがたまらないクロワッサン。

外側さくっなのに中はもっちりふわふわに焼き上がっています。

クロワッサンはパン屋さんの定番商品の一つですが、生地を捏ねた後、薄く伸ばして何層にも重ねたり。

また生地に織り込んだバターが溶け出さないように火加減を調整する必要があり、実はとても手がかかるパンです。

手間暇惜しまぬ姿勢からしか生まれない最高のクロワッサン。

味わい深く、また美味しくいただきました!

大きなソーセージをパン生地で包み込んだマスタードフランク

ほんのり甘いパン生地で、スパイシーでジューシーなソーセージを包み込み、マスタードを添えたマスタードフランク。

マスタードが風味を残しながらも辛さがほとんどないので、お子様でも食べられそうなおいじです。

むしろ、お子様が大好きな味でしょう。

もっちりボリュームと全粒粉の風味がたまらないバタール

スライスしてバターを乗せて頂こうと思いきや、中身がいーっぱいに詰まっていて、なかなかカットできないくらいもちもちボリューム満点のバタールです。

全粒粉の香りが、ふわーっとお口の中いっぱいに広がります。

薄めにスライスして、バターを載せたり、たっぷりのオリーブオイルとほんのり塩をつけていただいたり。

クリームチーズやハチミツのほか、トマトソースとチーズを乗せてピザ風にしても美味しそう。

今回一番お気に入りのパンがバタールでした。

おわりに

丁寧な仕事の結晶でもある美しくも美味しいパンの数々は、凍えるような寒さの続く日々をほっこり温めてくれました。

時にはパンをメインにした献立を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

INFORMATION

ベーカリーウエダ (BAKERY UEDA)