夙川｜珍しいバニラ専門店が新規オープン！カフェでバニラたっぷりスイーツも！

阪急夙川駅の北側に「トリニティ」というレストランがありましたが、トリニティが移転した後に新しいお店がオープンしました。

どうやらスイーツのお店ができたようですが、1階、2階、3階で別々の業態になっているようです。

1階は「CHOCOLAT SWEETS TRAVERSEE（ショコラスイーツトラベルシ）」というチョコレート専門店。

2階は「enlacio（エンレイシオ）」というバニラ専門店で、3階がその「enlacio」のカフェスペースになっていました（どちらのお店も経営している会社は同じだそうです）。

チョコレート専門店は西宮にもけっこうありますが、バニラ専門店というのは珍しいですよね。

という事で今回はバニラ専門店「enlacio」のカフェスペースに行って来ました。

阪急夙川駅の北側すぐ

お店は阪急夙川駅の北側すぐの所にあります。

北側の小さな改札を出るか、南側の改札を出て阪急電車の高架をくぐって北側に行きましょう。

こちらのビルです。

以前は1階には夙川桜庵というかき氷屋さん、2階と3階にはトリニティというレストランがありましたので覚えている方も多いのではないでしょうか。

移転したトリニティの記事はこちら↓

1階と2階に入り口があり、3階のカフェスペースには2階から店内に入って店内の階段で上がります。

階段の下にはこのような看板がありました。

バニラ専門店は関西では初なんですね。

こちらが2階のバニラ専門店「enlacio」の入り口。

2階は普通のケーキ屋さんのようなお店になっています。

店内にこのような案内があります。

この階段を上って3階に上がりましょう。

バーのような店内

店内にはバーカウンターのようなカウンター席とテーブル席があります。

こちらがカウンター席。

カウンターの中に店員さんがいて本当にバーのようですね。

こちらがテーブル席。

テーブル席は席数がそんなになく、カウンター席がメインのようです。

店内は白基調のシンプルな内装に観葉植物の緑が映えていて、とてもおしゃれな感じです。

バニラ専門店enlacioのメニュー

今回は3階のカフェスペースに来ましたのでカフェのメニューをご紹介します。

2階にはバニラをふんだんに使った生ケーキや焼き菓子がありますので、またの機会にご紹介したいと思います。

こちらがカフェのメニュー。

写真もあって分かりやすいですね。

メニューは全てドリンクセットになっています。

デザートとプティガトーがありますが、プティガトーとはいわゆるケーキの事で、2階で販売しているケーキがドリンクとセットで頂けます。

デザートはケーキとは違って保存や運搬を考慮せずに作られた、その場で頂くためのメニューです。

バニラたっぷり、癒しのパルフェ

せっかくなのでここでしか食べられない皿盛りのデザートを頂く事にしました。

デザートは3種類ありますが、一番気になった「癒しのパルフェ」を注文。

カウンターの奥にキッチンがありますが、目の前で最後の仕上げを見せてくれるという演出があります。

こちらが癒しのパルフェです。

まずデザインが斬新！

パフェの概念が根底から覆るような芸術的なデザインです。

お皿に添えられている焼き菓子はバニラをふんだんに使ったグルテンフリーのクッキーとフィナンシェです。

グラスの上にはメレンゲの円盤で蓋がしてあり、その上にはバニラたっぷりのクリームとマスカット、メレンゲの棒がトッピングされています。

グラスの底にはバニラのムース（正確なレシピが分かりませんが、ババロアに近いかも知れません）、周りにはスライスされたマスカットが並んでいて、中央にはバニラを通常の2倍以上使用したアイスクリームが入っています。

これでもか、というくらいのバニラ尽くしですが、マスカットの爽やかな酸味があるので全然飽きる事なく食べ進んでしまいます。

バニラはいろんなフルーツと相性が良いのですが、マスカットともよくあいますね。

バニラのアイスクリームとムースも温度や食感の違いがあって楽しいです。

セットのドリンクはホットコーヒーにしました。

こちらにも砂糖ではなくバニラのシロップがついています。

コーヒーまでバニラ尽くしとは恐れ入りました……

バニラに囲まれてみたい方はぜひ

私は以前ケーキ屋さんでパティシエとして働いていて、2年間くらいカスタードクリームの担当をしていた事がありました。

その頃は朝から晩までバニラの香りに囲まれながら仕事をしていたのですが、こんなにバニラを感じたのはその頃以来です。

バニラ専門店は関西では珍しいとの事ですし、皆さんも一度こちらのお店でバニラに囲まれてみてはいかがでしょうか。