GOURMET
2024.04.22
センター
甲東園|自家製麺がすごい! つるつるの麺とカツオ昆布水の「淡麗つけ麺」!
みなさんは「専門店」と聞いて、どのようなお店を想像するでしょうか。
「衣料」「食料」「住関連」など、区分によって細かい差異はあるものの、経済産業省では専門店を「取りあつかう商品が特定の分野で90%以上を占め、セルフサービスではなく対面販売を行う店」と定義しています。
筆者は、これまで「専門店」のことを単純に「限られた1つの分野のみに従事するお店」だと解釈し、「『餃子専門店』ではビールは提供できない。なぜならビールは餃子ではないから」とか思っていましたが、どうやら間違っていたようです。すみませんでした。
さて、今回はそんな専門店から「つけ麺」を専門とする「つけ麺 しんば」さんをご紹介します!
西宮の名店「オカモト醤油ヌードル」さんの2号店!
お店は、阪急「甲東園駅」から西へ徒歩 2分のところにあります。
「つけ麺 しんば」さんは、2023年10月2日に西宮の名店「オカモト醤油ヌードル」さんの2号店としてオープンされました。
しかも、自家製麺が自慢のつけ麺専門店! これは期待が高まります!
筆者がお邪魔したのは平日の12時ちょい前。
お客さんも結構おられるようで、「お呼びしますので少々お待ちください」とのこと。
その際に…
メニューを持ってきてくださいました。これはありがたい!
つけ麺は…
パンチのある濃厚な豚骨魚介スープが特徴の「濃厚つけ麺」と…
鶏と魚介のスープとつるつるの麺が特徴の「淡麗つけ麺」…
さらにごはん物や唐揚げ、トッピングやドリンクなども用意されています。
メインとなる麺料理が「濃厚つけ麺」「淡麗つけ麺」のバリエーションのみという、まさにつけ専門店にふさわしいメニュー構成!
…何を食べるべきか悩んでいると、スタッフさんに案内されたので店内へ。
まずは入口の右側にある券売機で注文を済ませます。
「濃厚つけ麺」か「淡麗つけ麺」でボタンの色が違うので非常にわかりやすい! 麺を大盛にしても料金が変わらないところもありがたいですね!
今回もかなり悩みましたが、「淡麗つけ麺」を並盛でお願いしました。あと、気になったので「しめ茶漬け」も注文。
スタッフさんに「しめ茶漬けは食後にお持ちしますか?」と聞かれましたが、一緒に持ってきてもらうことにしました。
できあがるまでしばらく待ちます。
テーブルには、藻塩・一味唐辛子・煮干昆布酢・ペッパーなど、味変できる調味料がズラリ。
こだれけそろっていると、微妙な調整も楽しめそうですね。
つけ麺のおいしい食べ方についても説明がありました。
まず塩をつけて食べるというのはそばみたいでいいですね。まさに通の食べ方!
…と、つけ麺がやってきました!
つるつるの麺とカツオ昆布水の「淡麗つけ麺」!
おぉぉ…これは美しい! 全体的に、ものすごくバランスのよいヴィジュアルです。
とくに麺がすごい! 見るからにつるっつるで輝いてさえ見えます。
あまりにも美しいので近影もどうぞ。本当においしそう!
では、さっそくいただきましょう!
食べ方にあったように、まずはちょこっと塩をつけていただきます。
…いや、これは本気ですごいですよ。
小麦の風味を感じるつるつる麺のうまみがガツン!と口の中に広がります。カツオ昆布水が効いているので、塩なしで食べても十分おいしい!
つけダレは、鶏と魚介のWスープ。
中にはネギと細切りのメンマが入っています。香りがものすごくいい!
指示に従い、半分だけつけダレにつけていただきます。
…いやぁ、これもうまい!
つけダレのおいしさが、麺のおいしさをさらに広げています。何というか上品極まりない味わい。
チャーシューは 2枚。
薄くカットしてありながら、肉のうまみが十分感じられる味わい。薄いのでつけダレとの相性もよく、存在感のあるチャーシューになっています。これもうまいなぁ。
その後は一味唐辛子や煮干昆布酢などで味変して楽しみました。
煮干昆布酢もかなりおいしいのですが、筆者のオススメは藻塩! 麺のおいしさをダイレクトに味わうにはこれが一番です!
最後は「しめ茶漬け」。これもかなり楽しみ。
おぉ…これは優しい味だ。十分にダシのうまみは感じるものの、味は濃くないのでサラッと食べられます。
つけ麺のつけダレの残りを少し入れたり、調味料で味変するなど、楽しみ方に伸びしろを感じる逸品となっています。
ごちそうさまでした! おいしかったです!
筆者の胃袋力は回転寿司10皿分弱ですが、「つけ麺 しんば」さんの「淡麗つけ麺」(並)と「しめ茶漬け」をいただくと、本当にちょうどいい感じです。ただ、本当に麺がものすごくおいしいので、大盛や特盛のオプションをつけるのもオススメですよ!
自身の箸スキルを信じて
今回は、阪急「甲東園駅」から西へ徒歩 2分のところにあります「つけ麺 しんば」さんをご紹介しました。筆者は「淡麗つけ麺」をいただきましたが、以前に「濃厚つけ麺」を食べた際の記事も掲載していますので、そちらもぜひご覧ください!
「淡麗つけ麺」の麺は、本当につるっつるで、箸でつかむのがかなり難しかったです。本当に麺がおいしいので、自身の箸スキルを信じ、ぜひ挑戦してほしいと思います。
次回は、オススメの「自家製角煮丼」も食べてみたいと思います!
※価格、営業時間、メニューなどは当時のものです。詳しくはお店でご確認ください。
INFORMATION
つけ麺 しんば
- 〒662-0822 兵庫県西宮市松籟荘 10-14 アイリス甲東園
- 0798-42-8169
- 11:00-22:00
- 不定休
- 阪急「甲東園駅」から西へ徒歩 2分
- https://www.instagram.com/tsukemen_shinba/