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甲東園|自家製麺がすごい! つるつるの麺とカツオ昆布水の「淡麗つけ麺」!

 みなさんは「専門店」と聞いて、どのようなお店を想像するでしょうか。

 「衣料」「食料」「住関連」など、区分によって細かい差異はあるものの、経済産業省では専門店を「取りあつかう商品が特定の分野で90%以上を占め、セルフサービスではなく対面販売を行う店」と定義しています。

 筆者は、これまで「専門店」のことを単純に「限られた1つの分野のみに従事するお店」だと解釈し、「『餃子専門店』ではビールは提供できない。なぜならビールは餃子ではないから」とか思っていましたが、どうやら間違っていたようです。すみませんでした。

 さて、今回はそんな専門店から「つけ麺」を専門とする「つけ麺 しんば」さんをご紹介します!

西宮の名店「オカモト醤油ヌードル」さんの2号店!

 お店は、阪急「甲東園駅」から西へ徒歩 2分のところにあります。

 「つけ麺 しんば」さんは、2023年10月2日に西宮の名店「オカモト醤油ヌードル」さんの2号店としてオープンされました。

 しかも、自家製麺が自慢のつけ麺専門店! これは期待が高まります!


 筆者がお邪魔したのは平日の12時ちょい前。

 お客さんも結構おられるようで、「お呼びしますので少々お待ちください」とのこと。

 その際に…

 メニューを持ってきてくださいました。これはありがたい!

 つけ麺は…

 パンチのある濃厚な豚骨魚介スープが特徴の「濃厚つけ麺」と…

 鶏と魚介のスープとつるつるの麺が特徴の「淡麗つけ麺」…

 さらにごはん物や唐揚げ、トッピングやドリンクなども用意されています。

 メインとなる麺料理が「濃厚つけ麺」「淡麗つけ麺」のバリエーションのみという、まさにつけ専門店にふさわしいメニュー構成!

 …何を食べるべきか悩んでいると、スタッフさんに案内されたので店内へ。

 まずは入口の右側にある券売機で注文を済ませます。

 「濃厚つけ麺」か「淡麗つけ麺」でボタンの色が違うので非常にわかりやすい! 麺を大盛にしても料金が変わらないところもありがたいですね!


 今回もかなり悩みましたが、「淡麗つけ麺」を並盛でお願いしました。あと、気になったので「しめ茶漬け」も注文。

 スタッフさんに「しめ茶漬けは食後にお持ちしますか?」と聞かれましたが、一緒に持ってきてもらうことにしました。

 できあがるまでしばらく待ちます。

 テーブルには、藻塩・一味唐辛子・煮干昆布酢・ペッパーなど、味変できる調味料がズラリ。

 こだれけそろっていると、微妙な調整も楽しめそうですね。

 つけ麺のおいしい食べ方についても説明がありました。

 まず塩をつけて食べるというのはそばみたいでいいですね。まさに通の食べ方!

 …と、つけ麺がやってきました!

つるつるの麺とカツオ昆布水の「淡麗つけ麺」!

 おぉぉ…これは美しい! 全体的に、ものすごくバランスのよいヴィジュアルです。

 とくに麺がすごい! 見るからにつるっつるで輝いてさえ見えます。

 あまりにも美しいので近影もどうぞ。本当においしそう!

 では、さっそくいただきましょう!

 食べ方にあったように、まずはちょこっと塩をつけていただきます。


 …いや、これは本気ですごいですよ。

 小麦の風味を感じるつるつる麺のうまみがガツン!と口の中に広がります。カツオ昆布水が効いているので、塩なしで食べても十分おいしい!

 つけダレは、鶏と魚介のWスープ。

 中にはネギと細切りのメンマが入っています。香りがものすごくいい!

 指示に従い、半分だけつけダレにつけていただきます。


 …いやぁ、これもうまい!

 つけダレのおいしさが、麺のおいしさをさらに広げています。何というか上品極まりない味わい。

 チャーシューは 2枚。

 薄くカットしてありながら、肉のうまみが十分感じられる味わい。薄いのでつけダレとの相性もよく、存在感のあるチャーシューになっています。これもうまいなぁ。


 その後は一味唐辛子や煮干昆布酢などで味変して楽しみました。

 煮干昆布酢もかなりおいしいのですが、筆者のオススメは藻塩! 麺のおいしさをダイレクトに味わうにはこれが一番です!

 最後は「しめ茶漬け」。これもかなり楽しみ。

 おぉ…これは優しい味だ。十分にダシのうまみは感じるものの、味は濃くないのでサラッと食べられます。

 つけ麺のつけダレの残りを少し入れたり、調味料で味変するなど、楽しみ方に伸びしろを感じる逸品となっています。

 ごちそうさまでした! おいしかったです!

 筆者の胃袋力は回転寿司10皿分弱ですが、「つけ麺 しんば」さんの「淡麗つけ麺」(並)と「しめ茶漬け」をいただくと、本当にちょうどいい感じです。ただ、本当に麺がものすごくおいしいので、大盛や特盛のオプションをつけるのもオススメですよ!

自身の箸スキルを信じて

 今回は、阪急「甲東園駅」から西へ徒歩 2分のところにあります「つけ麺 しんば」さんをご紹介しました。筆者は「淡麗つけ麺」をいただきましたが、以前に「濃厚つけ麺」を食べた際の記事も掲載していますので、そちらもぜひご覧ください!

 「淡麗つけ麺」の麺は、本当につるっつるで、箸でつかむのがかなり難しかったです。本当に麺がおいしいので、自身の箸スキルを信じ、ぜひ挑戦してほしいと思います。

 次回は、オススメの「自家製角煮丼」も食べてみたいと思います!

※価格、営業時間、メニューなどは当時のものです。詳しくはお店でご確認ください。

INFORMATION

つけ麺 しんば