阪神西宮｜これがたこ焼き！？アンチョビとバジルが香る、衝撃の「伊太利亜焼き」

小麦粉の生地にタコと薬味を入れ、直径 3-5cmほどの球形に焼き上げた郷土料理。それが「たこ焼き」。

もともとは大阪市西成区の「会津屋」が発祥とされ、大阪名物となりましたが、今やスナック感覚で全国的に食べられている庶民的な食べ物です。

夕方頃になると、西宮北口の駅前でも「たこ焼き」の屋台をよく見かけましたが、コロナの影響もあってか最近は見た記憶がありません。…いろいろ思い出していると、たこ焼きを食べたくなってきたので、今回は以前から気になっていた「たこ焼きマン福」さんをご紹介します。

阪神西宮駅から南へ徒歩 3分のところにあるお店

阪神西宮駅を南側に進み、ロータリーを抜けると「ダイエー阪神西宮店」があり、その横には…

「阪神淡路大震災モニュメント」があります。ここを過ぎ、しばらく南に進むと…

右手にお店が見えます。阪神西宮駅からは徒歩 3分とアクセスも良好。
「たこ焼きマン福」さんは、テイクアウトもされていますが、お店の中で食べることもできます。向かって左側がテイクアウト用、右側が店内に通じている扉になります。

お店は、入ってすぐカウンターがあり、奥にはテーブル席も用意されています。たこ焼き屋さんですが、カウンターの上にはお寿司屋さんのようなショーケースがあり、中にはワンカップのお酒が並んでいる面白いお店です。

さっそくメニューを見ていきましょう。
たこ焼きはソース、しょう油、ネギマヨ、おろしポン酢と見たことのあるベーシックなものから、明石焼き風、バターしょう油、すだち塩、しそ焼きなど、実に多彩。季節によって、たけのこ、れんこん、黒枝豆と具材が変わるのも斬新です。「月見ソース」が気になりますね。
他にもソース焼きそばや、いろいろなバリエーションが選べる焼きうどんも用意されています。

マン福さんオリジナル商品も多彩。タコの代わりにウィンナーの入った独逸焼き、ミニトマトとチーズが入った伊太利亜焼き、キムチや餅が入った韓国焼きなど、意欲作が目白押し。
さらにサイドメニューも骨付きソーセージ、カルパッチョ、だし巻きなどこちらも豊富。その上、スピードメニューまで…ものすごくメニューの多いお店です。
ネギマヨ、だししょう油、おろしポン酢のたこ焼きが 3個ずつ入った「マン福トリオ」は、いろんな味が楽しめるのでお得！

お酒も「これでもか！」くらいの品揃え。これはすごい。飲む方には、最初の 1杯目限定で一品料理が付いてくる「お得な乾杯セット」が絶対お得！筆者はお酒が飲めませんが…。

今回も何を食べるか真剣に悩んだ結果…

どうしても気になったオリジナルメニューの「伊太利亜焼き」をお願いしました。

伊太利亜焼き 600円

注文した後、お店の奥のテーブル席に飾られたサインを眺めていると、あっという間に完成。お店の方が「真ん中のアンチョビソースに付けて食べてください」と持ってきてくださいました。

これは…「すごい！」としか言えない！見た目もそうですが、目の前に置かれただけで、ものすごいバジルとチーズの香りがします。

伊太利亜焼きの上にはマヨネーズ、その上にたっぷりのパルメザンチーズ、バジルが振りかけられています。食べる前から本当に香りがすごい！これ、お酒が飲める方ならガンガンいけるやつです。

ちょっとまだ脳が混乱していますが、アツアツが美味しいに決まっているので、さっそくアンチョビソースに付けていただきます！

アツアツの伊太利亜焼きを口に含むと、まず鼻からチーズとバジルの風味が抜けていきます。これがイタリアの風か！ふわふわと柔らかく、アツアツの生地に包まれたその中には、トロットロのチーズとミニトマト。バジルの香りだけではなく、今度は味でイタリアを呼び起こします。さらにソースがアンチョビなので、かなりパンチの効いた鋭い味に仕上がっています。これはかなりの衝撃。食べた人じゃないとわからない、感動に似た何かがあります。これはぜひ食べてほしい！これはお酒もガンガン進むこと間違いなし！

西宮神社の近くで、お昼からガンガン飲めるたこ焼き屋さん

今回は阪神西宮駅から南に徒歩 3分の場所にある「たこ焼きマン福」さんをご紹介しました。

何も知らずに普通のたこ焼き屋さんだと思って入りましたが、その多彩なメニューに圧倒されました。お店は12時から営業されていて、たこ焼き、焼きそばなどの鉄板焼以外にも一品料理やスピードメニューなど、実に多彩な料理をアテに、西宮神社の近くでお昼からガンガン飲めるたこ焼き屋さんです。

ベーシックなたこ焼きももちろん美味しいと思いますが、変わり種も魅力的なお店ですので、たこ焼き好きはもちろん、お昼から楽しいお酒を飲みたい方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

INFORMATION

たこ焼きマン福