甲東園｜どこか昭和を思い出させてくれる、懐かしい鉄板焼のお店

阪急甲東園駅。

阪急西宮北口駅から今津線で 2駅。時間にして 5分ほどで到着。
関西学院大学の最寄り駅となっているだけに、駅前は若人たちでいっぱいです。

そんな学生の町、甲東園の駅前に、古き良き昭和の時代を思い出させてくれる店構えのお店があります。

今回は「お好み焼鉄板焼たけだ」さんをご紹介します。

阪急甲東園駅から徒歩 3分、踏切のそばにあるお店

お店は阪急甲東園駅から南に徒歩 3分、阪急甲東園駅のすぐ南にある踏切のそばにあります。
踏切を挟んだ向かいには、チャイナ亭さんがあります。

今回は12時過ぎにお邪魔しました。
お店のガラスにある「ステーキあります」の文字がものすごく気になる…。

お店の中は、昔ながらのお好み焼き屋さんのスタイル。
鉄板の目の前のカウンターに6席、カウンターの後ろにもテーブル席がありました。

お店に入った時は、お客さんは1人でしたが、筆者が入った後、常連さんらしきお客さん達が入って来られました。人気のお店ですね。

お店の奥の壁にメニューが貼ってありました。
焼きうどん、焼きそば、野菜炒め、オムそば、そばめし、お好み焼き。加えてエビフライや、いかお造り、たこぶつ、めざしなどお酒のアテも豊富です。さらにここにも「ステーキあります」の表記が…気になる！

ステーキはかなり気になりますが、ここはベーシックに「豚玉」をお願いしました。
初めての訪問なので、これが正解のはずです。多分！

豚玉 850円

先に入っておられたお客さんは「野菜炒め」を注文されていたようですが、豚玉は焼くのに時間がかかるため、そのお客さんに調理の順番が逆になることを断っておられました。気遣いが嬉しい。

後から入ってこられた常連さん達は、カツオのたくさんかかった冷奴をアテに、焼酎をロックで飲みながらお店の方と楽しそうに話をされていました。

お酒が飲める老舗のお店も、老舗の喫茶店と同じで、近所の方々の交流の場として大切な場所。もっとこういうお店が増えればいいなと思います。

お好み焼きは目の前で焼いてくださいます。ジワジワ焼ける音がたまらん！
並行して、他のお客さんの野菜炒めなども作っておられました。

ひっくり返されました。いい感じで焼けてきています。美味しそう！

じっと焼き加減を見ていると、お店のすぐ外にある踏切の音が聞こえてきました。その音がとても心地よく、何故かわかりませんが昔のことを思い出しました。

筆者が子供の頃、友達の家がお好み焼き屋さんだったので、時々お小遣いを持って食べに行っていました。家ではフライパンで作ってもらっていたので、大きな鉄板で焼かれるお好み焼きには、とても不思議な魅力がありました。あれは美味しかったなぁ…と思っていると「はい、おまたせ！」という声が。

特製のソースがかけられ、その上にカツオと青のり。もうソースの香りだけで旨い！
マヨネーズをかけないところが老舗のこだわりなのかも知れません。

ヘラで切ってみました。ふわふわ系ではなく、昔ながらのギュッと詰まった感じのお好み焼きです。そうそう、これだよこれ。

では、さっそくヘラでいただきます！

しっかりした歯ごたえに、キャベツの甘味を感じる美味しいお好み焼きです。時折、紅しょうがのアクセントや、パリッと焼けた豚の食感も顔を出します。実に懐かしい味！しっかりと中身があるのでボリュームも満点。鉄板の上に乗っているだけあって、最後までアツアツのままいただけました。

おいしかったです！ごちそうさまでした！

筆者の胃袋力は回転寿寿司10皿分ですが、「お好み焼鉄板焼たけだ」さんの「豚玉」をいただくと、ちょうどよい感じです。もっと食べられるという方は、ぜひ「ステーキ」も頼んでみてください。筆者もどんなものなのか知りたいです！

野菜炒めは定食になっている？

今回は阪急甲東園駅から南に徒歩 3分、阪急甲東園駅のすぐ南にある踏切のそばにある「お好み焼鉄板焼たけだ」さんをご紹介しました。

筆者が帰る頃には別のお客さんも来られて、その方も「野菜炒め」を注文されていました。見ていると、野菜炒めを注文されたお客さんには、ご飯とお漬物も一緒に出されていました。定食みたいになっているのかも知れませんね。

聞いてみたところ、テイクアウトもできるようでしたので、家でゆっくり楽しみたい方や、ご家族のお土産にもオススメです。

昔懐かしいお好み焼きを食べたい方はもちろんですが、ステーキを食べてみたい方にも、ぜひ足を運んでいただきたいお店です。筆者もステーキが見たい！

INFORMATION

お好み焼鉄板焼たけだ