阪神西宮｜とにかく大人気！「中華ひるね」の創業者が厨房に立つ、焼き豚のテイクアウト専門店！

西宮で焼き豚と言えば、誰もが知ってる名店の中の名店「中華ひるね」。
その創業者の親父さんが独立、別のお店をされていると聞いたので、さっそく行ってきました。

これはニシマグ編集長から聞いたのですが、ニシマグを運営している「株式会社レックス」のポストに「美味しいからニシマグで取り上げて！」と口コミがあったそうで、そこにも「中華ひるねの創業者がやってる！」と書いてあったとか。

「ニシマグユーザー」からリクエストがあった「焼豚ひちまる」さんをご紹介します。

阪神西宮駅から南へ徒歩 5分のところにあるお店

お店は阪神西宮駅から南へ徒歩 5分のところにあります。ちょっと場所がわかりにくいので、簡単に説明します。阪神西宮駅から札場筋線を南に進み、「カフェ・サボテン」さんの手前にある道を東へ進みます。「らーめん工房いちにいさん」さんの前を通り、行き止まりのあたりにお店があります。

パッと見、普通の住宅に見えますので、看板を目印に探してください。
近くまで来ると、焼き豚のいい香りがしてくるので分かると思います。

「焼豚ひちまる」さんはテイクアウト専門のお店です。
名物の焼き豚を使用した焼豚丼、焼き飯、中華丼、中華焼きそば、野菜炒めなどを販売されています。

もちろん、名物の焼き豚もテイクアウトできます。「中華ひるね」とは違って100g単位で購入できるのも嬉しいところ。

お店の入口にもかわいいチラシがはってあります。イラストだけでもう旨そう！

看板を見ていると、お店の方がガレージの方から「お決まりでしたらお聞きしますよ」とのことでガレージに移動しました。

ガレージにはイスが置いてあり、できあがりまでここで待つことができます。
いろいろ考えましたが、「焼豚丼」と「焼き豚」を100g購入することにしました。

ただ、ごめんなさい。実は筆者はタマネギが得意ではなく、「焼豚丼」にタマネギが入っているとお聞きしたので、抜きで作っていただきました。その際、創業者の親父さんに「タマネギは体に良いから食べたほうがいいのに」とアドバイス。いや、全くもってその通りです。お恥ずかしい。

お店は「中華ひるね」創業者の親父さんと、息子さんで切り盛りされています。
作ってもらっている間、息子さんにいろいろお話をお聞きできました。

もう、とにかくすごい人気だそうです。電話とInstagramのDMで商品の予約を取っていたそうなのですが、予約だけでいっぱいになってしまって、直接お店に来てくれたお客さんに出せる商品がないほどだったとか。先日、わざわざ天橋立から焼き豚を買いに来てくれたお客さんに出すものがなかったため、このままではダメだと思い、現在は予約の数を調整しておられるそうです。お店は焼き豚が焼き上がる10時過ぎから営業されているので、その頃にお店に来るの、電話で予約を入れると購入しやすいと言っておられました。

いろいろ話を聞いていると、あっという間に完成。親父さんとも話をする機会があったので、いろいろとお話をお聞き出来ましたが、お客さんが続々と来られたので邪魔になると思い、お店を後にしました。

焼豚丼(タマネギ抜き)

持って帰って食べようかと思いましたが、ちょうどよい天気だったので、市役所前の公園でいただくことにしました。石のベンチに腰を降ろし、焼豚丼の蓋を開けます。

…これはすごい！ご飯が全く見えないほど焼き豚が乗せられています。どれだけ焼き豚が入っているのか確認するために、1枚だけ焼き豚を移動させてみましたが…

まだまだ底が見えません。これが500円とは恐れ入る…。では、さっそくいただきます！

…旨い！時間をかけてゆっくり焼かれたお肉には、しっかりとした食べごたえがあり、噛むほどに特製の甘口タレが口いっぱいに広がります。思い出して書いていますが、書きながらお腹が減ってくるほど旨い！少し固めに炊かれたご飯は焼き豚との相性抜群。ご飯も結構な量ですが、旨すぎていくらでも食べられそうな気さえします。さらに食べ進めると、ちょっとした違和感が…

何と、焼き豚とご飯の間に目玉焼きが入っていました！これは最高のサプライズ！玉子と甘口タレの相性が悪魔的。あっという間にたいらげてしまいました。

本当においしかったです！ごちそうさまでした！

筆者の胃袋力は回転寿司10皿分ですが「焼豚ひちまる」さんの「焼豚丼(タマネギ抜き)」を食べるとちょうどいい感じです。本当に美味しいので、同じくらいの胃袋力の方なら、大盛りがオススメです！

焼き豚 100g

焼き豚は持ち帰りました。息子さん曰く、このまま 2分ほど湯煎するのがオススメだそうです。甘口タレも付いているのでお酒のアテや、焼豚丼、炒飯なんかに入れても絶対旨い！

親父さんの夢

今回は阪神西宮駅から南へ徒歩 5分のところにある「焼豚ひちまる」さんをご紹介しました。

お店を出る前に、親父さんといろいろ話をさせていただきました。見た目はちょっと怖そうですが、とても優しい方です。ここでは書けませんが「中華ひるね」を出て独立に至った話も聞かせてもらいました。興味のある方は、親父さんに聞けば話してもらえると思います。

親父さんは今後の夢についても教えてくれました。今はテイクアウト専門でお店をされていますが、もっとお客さんの顔が見える商売がしたいそうです。大きな鉄板があるお店で、鉄板越しにお客さんの顔を見ながら、ハンバーグを作って食べてもらえるお店を開きたいと。実際、構想もあるそうで早く実現できたらいいなと笑顔で語ってくれました。

県外から焼き豚を買うためだけに「焼豚ひちまる」さんに来られるお客さんもおられる名店です。
本当に美味しい焼き豚を味わいたい方は、ぜひ足を運んでみてください。

筆者も親父さんのように、いくつになっても笑顔で夢を語れる大人を目指したいと思います！

INFORMATION

焼豚ひちまる