阪神西宮｜思わず頬がゆるむうまさ！絶品の和牛ステーキランチ！

※記事は取材当時のものです。「鉄板秋山」さんは2023年よりランチ営業をやめられ、夜のみの営業となっていますので、ランチ営業でのお問い合わせはご遠慮ください。

　みなさんは「高そうな料理」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。

　フレンチ、お寿司、天ぷら、ウナギなど、いろいろあると思いますが、筆者は「鉄板焼き」も「高そう」と思ってしまいます。オシャレな空間で、いいお肉を目の前で焼いてくれる鉄板焼きは、記念日など特別な時に食べるもの。そう思っていた固い頭を、いい意味で壊してくれたのが今回ご紹介するお店になります。

　今回は、お値打ち価格で美味しい鉄板焼ランチがいただける「鉄板秋山」さんをご紹介します。

阪神西宮駅から南へ徒歩 3分の場所にある、小さな旗が目印のお店

　お店は阪神西宮駅から南へ徒歩 3分、市役所前線沿いにあります。
　過去にニシマグでも紹介した「肉処千」さん、「駱駝屋珈琲店」さんのお向かいになります。

　特徴のある小さい旗が上がっているので見つけやすいと思います。「鉄板秋山」さんは、2020年9月24日にオープンされ、今年で2年目を迎えられた鉄板焼きのお店です。「美味しく食べて楽しく呑んで」をモットーに、厳選されたお肉やお魚、お酒が楽しめるお店です。

　今回お邪魔したのはお昼時。ランチメニューの看板が外に出ていました。ランチは「鉄板焼ハンバーグ」「和牛ステーキ」「和牛ローストビーフ」「五目ソース焼そば」の 4種類。「高い」イメージのあった鉄板焼きのお店ですが、想像以上にリーズナブルなお値段で楽しめそうです！

　店内は 4人掛けのテーブル席とカウンター席。合わせて10人ちょっとは入れます。シンプルでオシャレな店内です。

　店長さんがランチメニューを見せてくれました。いろいろオプションがある「鉄板焼ハンバーグ」にものすごくひかれますが、「和牛ステーキ」をお願いしました。鉄板焼き屋さんではやっぱりお肉をそのまま食べたい！

　そのほか、焼きそばの看板が出ていました。ランチメニューになかったので、夜のメニューだと思いますが「ホルモン焼きそば」が気になる！

思わず頬がゆるむうまさ！お肉のうまみがヤバい！

　店長が目の前の鉄板でお肉を焼いてくれます。

　これ、めちゃめちゃいいお肉じゃないですか！？お肉が焼ける音だけでもううまい。店長さんにお聞きしたところ、部位はイチボだそうです。あー、早く食べたい！

　頃合いを見て、裏面を溶かしバターで焼きます。筆者は今、こうして記事を書いているわけで、実際はもう食べ終わっているのですが、写真が実にうまそうなので「早く食べたい！」と思ってしまいます。

　あまりにも美しいのでサイドビューもどうぞ。しっかりした厚みのあるお肉です。実にうまそう。

　そしてついに焼き上がりました！店長さんが鮮やかなナイフさばきで食べやすい大きさにカット、お皿に盛り付けてくれます。

　「和牛ステーキ」のランチは和牛ステーキのほか、ご飯、おみそ汁、サラダが付いています。早く食べたい！

　もうハラペコなので、さっそくお肉からいただきましょう！

　焼き加減はレアとミディアムレアの間くらい。赤い部分がたまりませんね！

　岩塩とタレがありますが…

　いい肉は岩塩でしょう！いただきます！

　…これはヤバい！サクッと縦に裂けるようなお肉の食感の後、お肉のうまみと甘みが口のなかで大渋滞。ご飯をかきこむ手を止めることができません。1000円かそこらで食べられるお肉のレベルではないような気さえします。控えめに言って最高！これはすごい。

　タレでもいただきましょう！

　これもヤバいですね…。かんきつ系のさわやかな香りを感じるタレで、お肉をサッパリさせてくれるので、うまみだけが引き立ちます。ご飯がガンガン減っていく…。

　お肉を受け止めてくれるご飯も、とてもいい炊き加減。本当に美味しいご飯です。今日もありがとう！

　ワカメと豆腐の優しい味のおみそ汁。お肉とご飯の戦いを、リングサイドから見守ってくれる温かい存在です。

　ポテトサラダも単なる付け合せではありません。ちょい役だと思うと痛い目をみます。本当においしいポテサラ。トマトはさわやかな酸味で口をスッキリさせてくれます。

　いつも安定のおいしさ、もやしのナムル。今回は相手が悪いですが、単品でもご飯と戦える力は十分あります。お肉の下にはキャベツの千切りがあるのですが、お肉から出たうまみを吸収し、素晴らしいおかずへと変貌を遂げています。これだけでもご飯が進む！

　最高にうまい肉と最高のご飯、脇を固める役者にも抜け目のない、最高のランチでした。ごちそうさまでした！

　筆者の胃袋力は回転寿司10皿分ですが「鉄板秋山」さんの「和牛ステーキ」ランチをいただくと、満足感でいっぱいです。もうちょっと何か食べられそうですが、このまま余韻を楽しみたい。そんな気持ちにさせてくれる素敵なランチでした。