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月刊ニシマグ通信 2023年1月号

2023年1月に公開された記事の中から、特に人気だった記事を厳選してお届け!
普段からニシマグを見ていただいている方も、そうでない方も、これさえ見ておけば話題の記事が網羅できますよ〜!

季節を問わず、サッと食べられて腹持ちもよく、何より美味しいうどん。

「うどん」といえば、 喉越しが良くコシの強い香川県の「讃岐うどん」を思い浮かべる方も多いかと思いますが、関西で長く営業されているお店では、コシが弱くお出汁を吸いやすい、柔らかな麺が特徴の「大阪うどん」を出されるところも多く残っています。

今回は、そんな大阪うどんをいただける「お食事処 はづき」さんをご紹介します。

青い軒先テントとのれんが目印のお店

お店は阪急西宮北口駅から北東へ徒歩16分、瓦木なかの道沿いにあります。
 「中華菜館チャオ」さんの近くで、ちょっと離れていますが「とんかつ あかねや」さんも同じ道沿いです。青い軒先テントとのれんが目印のお店ですが…

よく見ると、のれんに「贈 阪神タイガース 佐藤輝明」の文字が!

佐藤輝明選手は甲東園にある仁川学院高等学校の出身。このあたりには、なじみのお店が多いのかもしれないですね。

残念ながら、店内の写真は撮れませんでしたが、やはり佐藤輝明選手のパネルやグッズが多く飾られています。

 調べてみたところ「お食事処 はづき」の店長さんは、佐藤輝明選手がプロ野球に入るきっかけを作った方だったことが判明! 以下の記事に、お店の中の様子とお話が出ていました。

参考: 【土井麻由実のSMILE TIGERS】ちょっとした「佐藤輝明記念館」(サンスポ)

自家製麺のうどん、そばがお手頃な価格でいただけます。定番メニューから「油かすうどん」のような大阪の定番メニューまで揃っています。

 筆者は過去の経験から「にしん蕎麦」が食べられるお店は、本格的なお店だと信じています。なので期待大!

こちらは丼、セット、定食メニュー。いろいろな種類の丼、それにミニうどんを付けたセットにもできます。これは嬉しい。その他、定食もいろいろ用意されています。

今回もいろいろ悩みましたが「はいから丼」を食べたことがないので、はいから丼とミニうどんのセットを注文。

かまぼこ、ネギ、天かすが具のシンプルなはいからうどんですが、出汁の香りが最高です。

やや細めで、お箸の色が透けて見えるほど透明度がある麺です。

 讃岐うどんと違ってコシはありませんが、口の中でスッと切れるやわらかいうどん。ほとんど抵抗もなくツルッと食べられ、出汁をよく吸っているので、しっかりとしたうまみが感じられます。これはうまい!

そしてはいから丼。パッと見は玉子丼ですが、食べてみるとご飯と玉子の間に天かすがたくさん入っているのを感じます。もともと美味しい玉子丼ですが、天かすがサクッとした食感と香ばしさを加えており、控えめに言って滅茶苦茶うまい丼になっています。はいから丼は初めてでしたが、これはハマる味です。まだ食べたことがない方はぜひお試しあれ!

今回は、阪急西宮北口駅から北東へ徒歩16分、瓦木なかの道沿いにある「お食事処 はづき」さんをご紹介しました。

 阪神タイガースの主砲、佐藤輝明選手ゆかりのお店です。過去に「よ~いドン!」の収録で月亭八光さんと、NMB48の渋谷凪咲さんもお店に来られていたようです。やはり人気のお店ですね!

 美味しい丼と大阪うどんを食べたい方はもちろん、阪神タイガース、並びに佐藤輝明選手のファンの方にも、ぜひ足を運んでいただきたいお店です。

▼詳しくはこちらの記事をチェック▼
西宮北口|阪神タイガース、佐藤輝明選手ゆかりのお店! 独特の香ばしさがたまらない「はいから丼」セット!

 

阪神西宮駅南口から171号線を南に下ったところに、昔ながらの雰囲気を出す洋食店があります。

その名も「菜園イタリアンパスタ工房」です。

お店の外観からも昔からある洋食店の雰囲気があります。店先の看板でランチをやっていることは分かるのですが、店内の様子が全く見えません。

どんなお店かと期待を膨らましながら12時過ぎに覗いてみると、なんと満席。見渡してみると、男性客の方が多いのに少し驚きました。

店内はすべてテーブル席で、座席数は34席もあります。駅前の個人店の中では、広い方ではないでしょうか。

ランチメニューは本日のパスタ3種から1品と、ドリンク・サラダ・オムライスなどのセットがえらべます。自分好みにチョイスできるのは良いですね。

しかも、セットにしても普通盛りですと1000円以内で庶民的な洋食店です。パスタのセットランチでこの値段は他店ではなかなかお見掛けしません。

今回は3種のパスタから「ブロッコリーとツナのトマトソース」を+100円で大盛りに、オムライスもセットにしてみました。

菜園イタリアンパスタ工房

まず運ばれてきたのが薄焼きたまご包まれた、ケチャップがかかったシンプルなオムライス。

中のご飯は、細かく刻んだ野菜とほんのりケチャップが入っています。しっかり目に味がついたご飯でした。

菜園イタリアンパスタ工房

続いてパスタがきました。見た目は想像以上の大盛りで、食べきれるかちょっと不安もよぎります。ガッツリと胃袋を満足できるのも、男性客が多い理由の一つですね。

パスタの麺はちょっと細めで、たっぷりとトマトソースがちょっと水分が多めな感じ。スープパスタとも思えてしまいそうですが、トマトの酸味は控えめで相性が抜群のツナとブロッコリーの野菜がピッタリ。どこか懐かしさを感じる安心する味です。

おうちでも楽しみたい方には、ピザがテイクアウトできます。先に電話注文しておくと、待たずに受け取りができます。

また、夜の営業は現在23時までだそう。コース料理や貸し切りも可能ですよ。

どこか懐かしさやガッツリとランチを召し上がりたい方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

▼詳しくはこちらの記事をチェック▼
阪神西宮|老舗パスタ店は平日でも満席!男性来客も多い理由とは?

 

みなさん、お寿司は好きですか。
たまには贅沢に回らないお寿司屋さんに行きたい!と言うことで行ってきました。

今回は「寿司 高辰」さんをご紹介します。

お店は阪急西宮北口駅から徒歩 2分、アクタ西宮への連絡通路を渡って左手側、アクタ西宮の西館 1階にあります。踏切側からアクタ西宮に入る場合は、自動ドアを抜けた正面にお店が見えるのでわかりやすいです。

公式WEBサイトによると「寿司 高辰」さんは創業大正 5年、2022年で何と106年を迎える超老舗です。当時の地名である高木村の「高」と、創業者の名前の辰蔵さんの「辰」から「高辰」と名付けられたそうです。
現在では寿司といえば関東文化のにぎり寿司が主流ですが、関西、大阪の寿司文化の特徴である、ちらし寿司や巻き寿司、箱寿司といった細工寿司を得意とするお寿司屋さんです。

お店の中はお寿司屋さんのイメージそのもの。とても上品でキレイなお店です。「高いのでは?」とお思いでしょうが、高辰さんは比較的手頃な価格で美味しいお寿司がいただけます。

小鉢やお造りも楽しめる「辰コース」 や、中トロを含む上ネタ 8貫の「上にぎり」、にぎりが11貫入った「得盛にぎり」。といろいろあり迷います。

ちらし寿司 や箱寿司に上巻が付いた 箱寿司 まで!

今回もいろいろ悩みましたが、最初なので「にぎり」を注文しました。「寿司 高辰」さんは赤だしが付いてくるメニューが多いのでお得感がありますね。

本当に美しいお寿司です。「料理は味さえ良ければ見た目はどうでもいい」と言う人もいますが、美しい料理には作ってくれた人の手間や、愛情がより感じられます。同じ味でも見た目が美しいお料理の方がきっと美味しく感じられるはずです。まだ口にしていませんが、出てきただけで創業100年を越える老舗の真心を感じました。
では、さっそくいただきます!

穴子。表面を少し炙り、タレで仕上げられています。スッと切れる柔らかさと、穴子本来の甘みが見事。鼻から抜ける香りも美味しい一品です。

赤身。実に上品な赤身です。スッと切れる柔らかさに加え、さっぱりとしていますが、マグロの身の旨さがサッと広がります。

赤だし。山椒の風味を感じる美味しい赤だし。単品でも頼みたくなる、ホッとする一杯です。
いやぁ、美味しかったです。ごちそうさまでした!

今回は阪急西宮北口駅から徒歩 2分、アクタ西宮の西館 1階にある「寿司 高辰」さんをご紹介しました。

地元の方に愛されている創業106年の老舗のお寿司屋さんです。にぎり 1貫にしても、その仕事にお客さんに対する愛情が感じられるような、実に美しく美味しいお寿司でした。同じネタでも、回転寿司とはひと味もふた味も違った美味しさを感じました。

ちらし寿司、巻き寿司、箱寿司といった関西発祥のお寿司が好きな方はもちろん、静かなお店で美味しく美しいお寿司を食べたい方は、ぜひ足を運んでみてください!

▼詳しくはこちらの記事をチェック▼
西宮北口|本当に美味しいお寿司は美しい。創業106年の老舗寿司店

 

好きな食べ物を聞かれると、真っ先にラーメンを挙げる方も少なくないと思います。
人それぞれ好きなラーメンは異なりますよね。しょうゆ・塩・味噌・とんこつなどいろんな味があるラーメン。

その中でも「昔ながらのラーメン」といえば、しょうゆ味の中華そばを連想する方は多いのではないでしょうか。
今回は、昔ながらのとってもおいしい「しょうゆ味の中華そば」を提供するお店 「ストライク軒 NOODLE STUDIO」 を紹介します。

甲子園球場のレフトスタンド側にあるのが、今回紹介する「ストライク軒 NOODLE STUDIO」。
甲子園球場の一角が店舗になっています。野球ファンであれば来るだけでテンションが上がる聖地で、おいしいラーメンが食べられるのです。試合観戦前の腹ごしらえにもってこいですね。

ちなみに、試合観戦のチケットを持っていなくても問題なく食事できるので安心してください。

「甲子園の一角に立地」「ストライク軒という名称」から、野球に縁が深いお店であることは想像に難くありません。
店頭にはストレートVSカーブと書かれた看板が。野球になぞらえたおもしろい対決。ストレートが昔ながらの中華そば、カーブが宇和島ちゃんぽんを指しているようです。

白を基調にした店内は清潔感にあふれています。いい意味で「昔ながらの中華そば」を提供しなさそうな、スタイリッシュな雰囲気ですね。
席同士の間が大きめに開いているため、ゆとりのある店内は居心地がよく、カジュアルにラーメンを楽しめる空間です。

迷いましたが、ストレートを注文。

まさに王道中の王道といえるような、懐かしい雰囲気溢れるラーメンが到着。どんぶりには野球ボールのイラストがあしらわれており、ここにも野球の要素をいれてくれています。

ど真ん中ストライクな色のしょうゆスープにネギ、チャーシュー、ナルト、メンマ、海苔、もやし。「のっていてほしい具材」が全てのった中華そばです。

カツオの風味を感じるしょうゆスープは、あっさりとしていながらもコクがある、クセになる味わい。全くしつこさがないので、何杯でも食べられそうです。ストレート過ぎない細麺が、いい感じにスープと絡んでいます。

今回は甲子園球場のレフトスタンド側に位置する「ストライク軒 NOODLE STUDIO」を紹介しました。

ドロドロに煮込んだ豚骨スープのラーメンや、そびえたつ野菜が魅力のラーメンもありますが、ラーメンの原点といえばやはりしょうゆ味の中華そばではないでしょうか?

甲子園球場という素晴らしい場所で、ラーメンのオリジンともいえるおいしい中華そばを堪能してください。

▼詳しくはこちらの記事をチェック▼
甲子園|甲子園球場に隣接!ど真ん中ストライクの中華そば

 

1,200坪という関西最大級を誇る店舗面積、全国トップクラスの品揃え、関西初のジューススタンド…と、唯一無二の設備とサービスを兼ね揃えた、2022年9月にオープンしたばかりの無印良品 阪急西宮ガーデンズ

そんな無印良品 阪急西宮ガーデンズで地域担当 コミュニティマネジャーとして働いている古川順一さんにお話しを聞きました。

「地域の人と人を繋げたい」「地域の役に立ちたい」という、もはや『献身的』という言葉がしっくりくる無印良品の取り組み。
売上だけが目的ではない、と地域の一員として貢献する古川さんの原動力は、どこから来ているのか?そして、そんな古川さんが作り上げる無印良品 阪急西宮ガーデンズは、一体どんな店舗なのか?

進化し続ける 無印良品 阪急西宮ガーデンズ をご覧ください!

▼詳しくはこちらの記事をチェック▼
無印良品 阪急西宮ガーデンズ|地域とともに成長する店舗を目指して

 

さて、今月のニシマグ通信はいかがでしたでしょうか?

今後も毎月更新していきますので、ぜひ月刊ニシマグ通信をチェックしてくださいね♪